太陽光発電の導入を検討中の方へ、今回は絶対に失敗しない太陽光発電メーカーの選び方をご紹介します。失敗しない選び方といっても、経済的な課題や設置する施設の規模、地域の環境など、メーカーを選択するための条件はさまざまです。ここではいろんな条件を想定した、けっして失敗をしない太陽光発電メーカーの選び方を案内したいと思います。

太陽光発電メーカーを選ぶ前に

まずは施工業者を選ぶことからはじめよう

太陽光発電メーカーを選ぶ前に、信用できる施工業者を選ぶことがまずは先決となります。信頼できる施工業者のフィルターを通して、太陽光発電メーカーの特徴などを見比べながら、理想のメーカーを選ぶようにしましょう。

では、信頼のできる施工業者を選ぶにはどうすればよいのでしょうか。施工実績のある業者であれば、ほとんどの場合自社のホームページを持っているはずです。掲載されている設置工事の内容が多種類のメーカーにわたっている業者に工事を依頼するようにしましょう。

一部だけの太陽光発電メーカーに偏っている業者では、さまざまなメーカーを公正に見比べることができません。また、口コミサイトなどを見ると、施工内容やその評判がわかりますので、一度インターネットで調べてから業者に連絡するようにしましょう。

もし可能であれば、依頼する予定の施工業者が行った工事を実際に見に行き、オーナーなどから話しを聞くと、より仕事内容が理解できるはずです。信頼できる施工業者が見つかれば、あとはさまざまな条件を出して、理想の太陽光発電メーカーを業者と一緒に検討するようにしてください。

複数のメーカーから見積もりを取りそろえて比べる

信頼できる施工業者が見つかったら、今度はその施工業者を通して自分の希望に合った太陽光発電メーカーを紹介してもらうようにします。太陽光発電メーカーに直接問い合わせていたのでは、施工業者によって見積額に変化が生じ、混乱してしまいます。

太陽光発電メーカーの選び方

野立ての産業用太陽光発電メーカーの選び方

野立ての産業用太陽光発電の場合は、広大な敷地にソーラーパネルを取り付ける必要があるため、初期投資額は相当高額になります。

できるだけ発電効率の高いソーラーパネルを選ぶことが大切ですが、発電効率の高いパネルはどうしてもコストが割高になります。初期投資額が大きく膨らみすぎて、投資額を回収する期間が長くなり過ぎないように注意する必要があります。

かといって発電効率の低いソーラーパネルでは、産業用太陽光発電の運営自体が難しくなってしまいます。発電効率と初期投資の額を見比べて、よりバランスのとれた効率良く初期投資額が回収できるメーカーを選ぶようにしてください。

太陽光発電メーカーのカタログには、出力:310w、変換効率:16.0%、サイズ:1956 × 992 × 40といった表があるので、ここを見ると発電効率がひと目でわかるようになっています。

初期投資額と発電量、売電価格、などをもとにして折れ線グラフなどを作成すれば、初期の投資額を何年で返済できるのか、一目瞭然になります。また、何社かの候補となるメーカーを挙げて、折れ線グラフを作成して比較すれば、どのメーカーを選べば良いのかがよくわかります。

家庭用の太陽光発電メーカーの選び方

家庭用の太陽光発電メーカーを選ぶ場合、まず考えなくてはならないのが屋根の耐久性です。あまりに重たい太陽光発電システムでは、日々の暮らしが不安になります。もちろんこのような心配は設置する業者がすればいいのですが、家主であるオーナーも理解しておく必要があります。

屋根の特徴にあった太陽光発電システムを選ぶことはもちろんですが、売電収入を得て初期投資をできるだけ早く回収し、安定的に利益を出す必要があります。そのためには発電効率を考える必要があります。初期投資額と発電効率のバランスをとりながら、長期的な視点で計画するようにしてください。

お住まいの地域の日照量や気温、気候条件などを検討する材料にして、各メーカーの特性を理解した上で比較する必要があります。例えば、日照時間が少ない地域では、薄暗い天候でも発電するソーラーパネルを採用するとか、暑い地域では熱に強いソーラーパネルを採用する、雪の多い地域では積雪に耐える仕様のソーラーシステムを採用する、といった検討が必要です。

実発電量は地域の特色にあったソーラーパネルを採用できるかどうかにかかっています。施工業者はその点についての専門家でもあるので、業者ともよく相談して検討することが大切です。

失敗しない太陽光発電メーカーの選び方のポイントまとめ

太陽光発電メーカーのソーラーパネルには、ヘテロ接合、多結晶、単結晶、アモルファスなどさまざまなタイプがあるので、地域の気候や特質に合わせて選ぶ必要があります。

また、施工業者の協力を得て、各太陽光発電メーカーのシミュレーションを利用するという方法もあります。このシミュレーションを活用すれば、日照時間や気温といった地域の特徴を入力するだけで、どのタイプの太陽光発電システムが合うのか、ひと目でわかるようになります。

太陽光発電メーカー比較ランキング2017

太陽光発電システムは、自宅の屋根に取り付ける家庭用の太陽発電システムから、大掛かりな投資を行って新しい事業として始めるタイプまでさまざまです。今回は目的別に見た太陽光発電メーカーの初期投資にかかる値段や、太陽電池の種類別で見た耐用年数、寿命について比較してみました。

産業用太陽光発電メーカーの比較ランキング

産業用太陽光発電システムの安さランキング

企業や倉庫などの屋根に取り付けたり、野立て用に使用する産業用太陽発電システムの安さランキングを調べてみました。今回は公正に比較できるように1kWを発電する設備にかかる初期投資額をランキング形式にしています。

一番安い第1位は、
トリナソーラー「TSM-205DC80.08」の259,200円/1kW
となっています。以下第2位から順に表示しています。

順位メーカ/型番価格
第2位SOLARFRONTIERソーラーフロンティア「SF170-S」79,720円/1kW
第3位CanadianSolar カナディアンソーラー「CS6V-225MM」294,840円/1kW
第4位Hanwha Solarハンファソーラーワン「SF160-24-1M200L-W」307,800円/1kW
第5位MITSUBISHI三菱電機「PV-MA2300L」312,120円/1kW
第6位Q.CELLSハンファQセルズ「Q.PEAK 260」318,600円/1kW
第7位Panasonicパナソニック「HIT245α」333,720円/1kW
第8位SHARPシャープ「NQ-220AE」334,800円/1kW
第9位SUNTECHサンテック「STP250S-20/Wdb」334,800円/1kW
第10位TOSHIBA東芝「SPR-250NE-WHT-J」340,200円/1kW
第11位KYOCERA京セラ「KJ200P-3CRCE」371,520円/1kW
第12位CIC長州産業「CS-N233SJ01」372,600円/1kW

となっています。ただし、対応年数や劣化度などは上記の情報に含まれていません。

あくまでも初期投資額のみのランキングです。対応年数は以下の太陽電池の種類別寿命ランキングを参考にしてください。

太陽電池の種類別で見た耐用年数・寿命ランキング

国税局が制定している太陽光発電の対応年数は17年です。また、売電価格の固定期間は20年間となっています。しかし最近では20年の対応年数をはるかに凌駕し40年に迫ろうとする太陽光発電が登場してきています。以下では太陽電池のタイプ別対応年数と寿命について、設置直後の数値を100%として劣化率を比較しています。

第1位 ヘテロ接合(HIT)

維持できる発電量  5年後:98%  10年後:95.6%  20年後:90.8%

第2位 多結晶

維持できる発電量  5年後:97.4%  10年後:94.3%  20年後:88.4%

第3位 単結晶

維持できる発電量  5年後:96.4%  10年後:92.2%  20年後:84.2%

第4位 CIS/CIGS

維持できる発電量  5年後:98.5%  10年後:92.5%  20年後:81.4%

第5位 アモルファス

維持できる発電量  5年後:94.3%  10年後:87.6%  20年後:75.7%

家庭用太陽光発電メーカーの比較ランキング

設置費用の安いランキング(発電量も表示)

第1位 ソーラーフロンティア

ソーラーフロンティアは、1KWあたりの設置費用の単価が20万円代とメーカーの中ではもっとも格安です。そのうえ、1KWあたりの発電量もパナソニックに並ぶ高性能ぶりを発揮しています。

30年間の長い研究期間を経てソーラー業界に参入してきたメーカーで、実績としてのキャリアは短いものの今後も目が離せないメーカーです。業界で初めて20年間の保証が付いています。

ただし、太陽電池のモジュール面積が多少広いので、屋根に乗せる際に詳しく検討して導入するようにしてください。

・1KWあたりの平均設置費用:26~29万円
・1KWあたり年間発電量:1283KWh(売電価格は3万円、4KWの場合は×4で、年間12万円の売電収入が得られます)

・1KWあたり平均相場:26~29万円・保証期間:20年
・4KWの太陽光発電システムを取り付ける必要面積:28.89㎡

第2位 パナソニック

パナソニックの1KWあたりの平均設置費用の単価は30万円後半となっています。ソーラーパネルは三洋電機のHITパネル製法を継承した工場が生産しており、単結晶とアモルファスのハイブリッド太陽電池の仕様で、業界でトップクラスの発電効率をほこります。

また、ソーラーフロンティアのパネルに比較して面積が狭く高性能とあって、小さい家の屋根に向いています。保証期間は10年ですが、三洋電機から継承したパナソニックブランドということで高い人気があります。

・1KWあたりの平均設置費用:30~36万円
・1KWあたり年間発電量:1204KWh(売電価格は約2万9千円、4KWの場合は×4で、年間11.6万円の売電収入が得られます)

・保証期間:機器10年、出力20年
・4KWの太陽光発電システムを取り付ける必要面積:20.93㎡

第3位 三菱電機

三菱電機の太陽光発電システムは頑丈なイメージが強く、信頼度の高さが魅力です。また、日本家屋に合わせてさまざまなタイプのソーラーパネルがそろっており、特殊な形をした屋根の太陽光発電システムを探している人には、人気のあるメーカーです。積雪のある地域でも耐久性が保証されています。

三菱電機の太陽電池は、単結晶シリコンの仕様となっており、1KWあたり価格は30万円ほどです。保証期間は20年で発電量ともに申し分のないメーカーといえます。

・1KWあたりの平均設置費用:30~36万円
・1KWあたり年間発電量:1149KWh(売電換算で2万6千円、4KWの場合は×4で、年間10.4万円の売電収入が得られます)

・保証期間:20年
・4KWの太陽光発電システムを取り付ける必要面積:25.8㎡

第4位 シャープ

シャープは世界の太陽光発電をけん引してきたトップランナーです。現在日本の住宅の屋根に設置されている太陽光発電システムのシェア率は30%にのぼります。

現在は、社内の経営上の問題(太陽光発電からの撤退を鴻海側は否定)が不安視されていますが、保証期間を15年にするなどして信頼回復に向けて努力を行っています。

・1KWあたりの平均設置費用:33~36万円
・1KWあたり年間発電量:1158KWh(売電換算で2万7千円、4KWの場合は×4で、年間10.8万円の売電収入が得られます)

・保証期間:10年(有料15年)
・4KWの太陽光発電システムを取り付ける必要面積:23.29㎡

第5位 京セラ

京セラは世界的な信頼の高い太陽光発電ブランドです。信頼度を裏付けるデータとして、28年経過したソーラーパネルの出力低下率はわずか9.3%です。

どのようなタイプの屋根にも設置できるソーラーパネルなので、屋根の形が複雑な家屋などでよく採用されています。

・1KWあたりの平均設置費用:34万~36万円
・1KWあたり年間発電量:1109KWh(売電換算で2万6千円、KWの場合は×4で、年間10.4万円の売電収入が得られます)

・保証期間:10年(有料最大20年)
・複雑な屋根にもぴったりフィットします。

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