【太陽光パネル破損の原因とは?】台風や災害時の対応策まで徹底解説

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太陽光から電力を生み出す際にか欠かせない太陽光パネル。しかし、太陽光パネルは屋外に設置されているため破損のリスクも大きいのが弱点です。特に破損のリスクとして一番注意が必要なのが自然災害による被害です。

自然災害による被害を事前に防ぐことはできませんが、対応次第ではリスクを最小限に減らすことができます。今回の記事では自然災害による被害を中心にご紹介。リスクを最小限に抑えるための対応策も解説していきます!

太陽光パネルが破損する3つのパターン

太陽光パネルは、風力発電のプロペラのように稼働する部分がないので、基本的に壊れることはありません。しかし、太陽光パネルが破損することもあるので注意が必要です。太陽光パネルが破損するパターンは主に3つです。

①外的要因

外的要因による太陽光パネルの傷

太陽光パネルが破損するパターンで一番多いものがこの外的要因になります。
外的要因にも様々なものがありますが、一番多いのは
自然災害によってパネルが破損されるケースです。

台風によってパネルそのものが吹き飛ばされたり、木の枝や石が飛んできてパネルを傷つける場合もあります。この自然災害によるパネル破損に関しては後ほど詳しく解説します。

また、太陽光発電設備は空き地などにそのまま設置されていることもあり、イタズラで石を投げつけられるなどして破損するケースもあります。他にも、鳥などの野生動物が上から石を落として破損というケースも報告されているのです。

これらのイタズラには、パネルの周りを柵で囲って近づけないようにする鳥の巣がなるべく少ない場所にパネルを設置するなどの対処法があげられます。

②内的要因

内的要因

パネルそのもののシステムが故障するというパターンもあります。

パネルの表面は多少の衝撃に耐えられるように設計されていますが、実はパネルの裏側は衝撃には弱いです

何らかの原因で裏側に衝撃が加わることによって、システムが故障してしまうのです。一見しただけでは故障しているのか判断できないので、こまめに発電量をチェックしたり定期的に業者に点検をお願いすることでトラブルを避けることができます

③輸送時のトラブル

輸送の際の振動などでパネルにマイクロクラックと呼ばれるような、小さなヒビが入ってしまうパターンがあります。

太陽光パネルは振動にはあまり強くないため、輸送中のカーブの時の揺れや振動によって破損してしまうケースがあるのです。輸送時にできた破損は、基本的に設置する時に施工業者がいち早く発見して商品の交換などを行ってくれますが、業者によっては費用の負担を嫌がって、見逃してしまう可能性もあります

そのようなリスクを避けるためにも、
安心できる施工業者に工事を委託することが大切になります

自然災害による破損の原因

自然災害による破損は太陽光パネルの一番の天敵と言えます。太陽光発電を導入する上で知る必要のある大切な知識なので、丁寧に一つずつ見ていきましょう。

ゲリラ豪雨

近年の日本では、突然のゲリラ豪雨や雷雨が起こりやすく、日本全国どの地域でも発生するリスクがあります。また、豪雨となると短時間で床下浸水などの被害が及ぶ可能性もありとても危険です

太陽光発電設備では、ゲリラ豪雨によって地盤が緩み土壌流出に巻き込まれるというリスクがあります。土壌流失に巻き込まれると、太陽光パネルの設置している土地ごと流されてしますので、設備が全て故障ということも考えられます。

災害用の保険に入ることや、土壌流出の可能性が低い土地を選んで太陽光発電の設備を設置する、雑草などを生やして土壌を強くするなどの対策が必要です

台風

台風

台風によって被害を受けるパターンも太陽光パネル破損の大きな原因です。台風は、大雨と暴風を伴うので、住宅や車など、あらゆる物や人に被害を及ぼします。そして、太陽光発電設備も破損リスクがあります。

台風の場合は、太陽光発電設備が飛ばされるか、物が飛んできて直撃するリスクが考えられます。物が飛んできたことによる、パネルへの破損に留まっていればパネル交換で済むかもしれません。しかし、太陽光発電設備が飛ばされた場合は、もちろん全損となるでしょう

太陽光パネルが台風によって飛ばされると、近隣のものや人にさらなる被害を与える危険性もあります。台風などで飛ばされないように、多少コストはかかっても頑丈に設置してもらう他、周りに被害を与えた場合も保証してくれる賠償責任保険に入ることが望ましいでしょう

ただし、太陽光パネルはこのような台風でも飛ばされないように頑丈に設置されています。そのため、パネルが飛ばされる原因として考えられるのは施工業者の手抜き工事ということもあります業者によっては設置工事がしっかり行われていない場合もあるので、実績のある業者に工事を頼むようにしましょう

津波・冠水

自然災害の中には、対策のしようがない浸水・冠水被害もあります。その1つが津波です。大地震に伴う津波は、数10mとなりますと街ごと全て飲み込まれます。このようなケースでは、もはや対策を施すレベルではありません。

もう1つは大雨による冠水です。冠水の場合も、街ごと水没させるほどの危険性もあり、対策を取ることはできません。

どちらも水没や水流によって基礎ごと流されるケースが考えられます。破損どころの事態ではありませんが、保険に加入することで損失を最小限に抑えることが可能です

地震

地震

日本は地震大国と呼ばれるほど、地震が多くその規模も大きい国です。

そして、太陽光発電設備は、地震による破損も充分に考えられます。1つは、地震の揺れによって断線を引き起こしてショートするケースです。地震の揺れが大きいと、それだけ物の動きも大きくなるので、機器同士を接続するケーブルにも負荷が掛かります

断線すると漏電及び感電事故の危険があるため、充分な対策ができない場合は触ってはいけません

他にも地震によってシステムエラーや、機器の破損などが考えられます。太陽光発電システムは精密機器で構成されています。精密機器は揺れや衝撃に弱いため、あまりに強い揺れや物が飛んできたことによる破損もありえるでしょう。

さらに、地盤ごと割れて破損するケースも考えられます。震源や地盤の状態・地震の強さによっては、太陽光発電を設置している場所が地割れを引き起こす可能性があります。

地割れが起きると土台ごと破損する可能性があり、それによって太陽光パネルが割れたり断線したりする危険性も伴います

地震が起きてからは保険で対策し、事前には設置前に地盤チェックなどをお願いしましょう

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パネル破損による影響は?

太陽光パネル 設置

それではパネルが破損するとどのような影響があるのでしょう?

一番の影響は発電量が低下することです。「一部の破損ではあまり影響はないのでは……?」と思う方もいるかもしれませんが、パネル一枚一枚が単独で発電するのではなく、全てのパネルが繋がって一枚の大きなパネルとして発電を行います。そのため一部が破損すると全体の出力低下にもつながってしまうのです

そのため、パネル破損が起きることで発電ロスが生じますが、いきなり発電量がゼロになるわけではないので気づくのが遅れてしまう可能性があります。また、この破損の発見が遅れると最悪の場合火事を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

定期的に発電量をチェックしたり、業者の点検を頼んで早めに破損に気づくことが大切です。

パネルが破損した際の対処法は?保証は効くの?

メーカー保証では不十分!自然災害用の保証もつけよう

保証

太陽光発電を設置すると、太陽光発電メーカーから保証の加入ができます。しかし、保証の適用には、工事後の不良による破損や雨漏り、製造過程の不良などとなっています。つまり、メーカー保証では自然災害による被害に対応できないのです

京セラなどのメーカーによっては、自然災害補償を追加しているケースもありますが、なかった場合は自然災害による被害には対応できないので自身で準備することが大切です

太陽光発電設備が自然災害で破損した場合の補償は、保険会社の住宅火災保険住宅総合保険で適用されます。火災保険は、火災のみに保険金を受け取れるイメージがありますが、実際は風災や水害などによる物の破損にも保険適用されます。

また、住宅総合保険も同様の保険内容となっておりますが、火災保険よりも補償対象が増えているので、リスクをさらに減らすことができます。

まずはメーカー保証に自然災害補償が含まれているか確認し、無かった場合は保険会社の加入を検討しましょう

周辺環境の事前調査が大切

太陽光発電の破損や故障を起こさないために、事前に設置場所や周辺の環境を確認しておくことが大切です。冠水被害や土砂災害になりやすい地域と確認できても、故障対策は難しいでしょう。

しかし、確認することによって、どのような被害が起きるか事前に想定できます。例えば破損や故障が起きることを前提として、周辺の施設や人に二次被害を及ぼさないようあらかじめ施設が少ない場所を選んだり人通りの少ない土地を選ぶなど、被害軽減に努めることが可能となります。

また、被害が起きることが分かれば、加入しておくべき保険も検討できます。自然災害は想定外となることが多いですが、出来る限りの情報収集はしておきましょう。

パネルが破損した際は廃棄処理の手続きを

太陽光発電設備が冠水や土壌流失によって、復旧困難な状態となると解体・廃棄処分の必要性がでてきます。廃棄処理については、各自治体のホームページ等で解体業者の情報を掲載していますし、手続きの流れも解説しています。

太陽光発電設備は、故障して廃棄処理となると産業廃棄物扱いになります。従って、産業廃棄物処理業者に頼まなくてはなりません。

廃棄に掛かる費用は、設備の解体や撤去費用と廃棄処理費用の、2種類に分かれます。そのため、2つの費用が掛かると考えて予め費用を捻出しましょう撤去費用は約20万円程度ですが、廃棄処理費用は各業者や自治体によって変わります

まずは各自治体に産業廃棄物の処理費について、相談してみることから始めましょう。

太陽光パネルの廃棄費用は安い?有害物質が含まれているパネルの廃棄方法

太陽光発電が破損するリスクも考えて準備をしよう!

太陽光発電 住宅

太陽光発電設備は、故障しにくいともいわれていますが、それは通常使用時の話です。台風や豪雨、地震や津波など自然災害が起きた際は、設備にも被害が及ぶ可能性が十分あります。

自然災害による破損は事前にできる対策と、災害が起きた後の対処などリスクの減らし方が様々あります。また、メーカー保証だけでなく、災害による被害の補償がある火災保険などに入ることもおすすめです。補修や修繕、解体費用などの際に保険金でカバーできまるので、リスクを最小限に抑えることができますよ

自然災害・外的要因・内的要因による破損は想定外な事態かもしれませんが、対策せず放置するのは、後々大きな損失と繋がるため危険です。事前に対策できることもたくさんあるので、まずは太陽光発電破損のリスクをしっかりと理解し、リスクを最小限に抑えられるように準備を進めましょう

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