電力会社の選び方と乗り換えする際の注意点

電力自由化によって、これから電力会社を乗り換えようと考えている方もいることでしょう。電力会社は、異業種からも参入しており、多種多様なサービスや電気料金プランが提供されており魅力的です。

各家庭によって生活スタイルは異なりますから、電力会社を切り替えることによって電気料金を安くすることも可能といえます。また、新電力の中には、電力単価が5%から15%程抑えているプランもあり、お得になるケースもあるでしょう。

しかし、電力自由化から日が浅いこともあり、まだ電力会社の選び方や乗り換えのポイントについて、分からないことが多いといえます。

そこで今回は電力会社の選び方や、電力会社の乗り換え手続きを行う際に気を付けておくべきポイントを解説していきます。

これまで電力会社の乗り換えという概念がありませんでしたから、多くの方は電力会社の乗り換え自体、実感が湧かないかと思います。今回の記事を読んで、少しでも新電力を身近に感じてもらえたらと思います。

電力会社の選び方は自分の生活に合ったプランがあるかが重要

電力自由化以前は、既存の大手電力会社(一般電気事業者)の一択でしたから、そもそも電気料金プランの見直しから考える機会がありませんでした。また、電力会社の乗り換えや選び方となりますと、更に実感の湧かない事柄に感じることでしょう。

しかし、電力会社を自由に選べる制度になりましたから、この機会に電力会社の選び方について、基本的なポイントも含めて覚えてみてはいかがでしょうか。

1人暮らし向けのプランから、5人以上の世帯向けに作られた電気料金プランなど多種多様となっています。人によっては、電気代を安くできるでしょう。

今の生活スタイルを整理しつつ電力会社のプランを選ぶ

電力会社の選び方において、特に大切なことは自分や家族の生活スタイルを把握しておくことです。電力会社の選び方というと、電気料金プランの比較やサービス内容などを最初に確認しがちですが、その方法ですとリスクがあります。

なぜなら、新電力会社は既存の大手電力会社と異なり、様々なニーズに分けて細かく電気料金プランを作成しています。利用者にとってメリットですが、今の電気使用量や使用時間帯に合っていないプランを選択してしまうと割高になってしまいます。

例えば、以下の項目について確認してみるといいでしょう。

・何人暮らし
・電気をよく使用する時間帯はいつか
・昼型・夜型どちらの生活スタイルか
・1ヶ月の電気使用量
・電気料金以外にも節約したいものがあるか(ガス代や通信料金など)

選び方において重要なポイントは電気料金プランの比較

自身や家族の生活スタイルから、日々の電気使用量や使用時間帯が把握できましたら、電力会社の選び方で基本となる電気料金プランを比較検討しましょう。

電力自由化によって、新電力(PPS)が多数参入しました。つまり、電力会社同士も競合しているため、同一の電気料金プランやサービスを提供していては、顧客確保が難しいです。従って、電気料金プランに違いが出ています。

電力会社の選び方の基本は、電気料金プランがどのように設定されているか、生活スタイルに合った所をピックアップした上で比較します。

電力会社の評判も確認することが大切

電力会社の選び方は、実際に利用している方の評判を確認するのも大切なポイントです。電気料金の比較や、自宅の電気使用量から計算したとしても見逃している部分があるかもしれません。

電力会社の名称と評判で検索すれば、表示されることもあります。また、SNSを通じて検索してみるのもありでしょう。より、現実的な評判を載せていることが多いため、参考になる意見も多いです。

もし、電力会社の評判が見当たらない場合は、利用者が少ない可能性もありますから、評判の多い電力会社から選ぶ選択肢もありです。

セット割引を用意している電力会社も候補に入れる

電力会社の選び方を覚える上で、既存の大手電力会社にはなかったサービスについても把握しておきましょう。それは、セット割引サービスです。

セット割引サービスとは、新電力会社の多くが展開しているサービスで、例えば以下のセットプランが提供されています。

新電力として参入している企業が実施している主なセット割引

新電力事業に取り組んでいる電力会社には、通信会社やガス会社など異業種から参入しているケースが多いです。そのため、サービスの一環として別事業もセットで契約することで、割引を受けられることもありメリットも多いです。

主に以下の業種から参入しています

・都市ガス・プロパンガス
・通信回線
・スマホなど通信契約
・旅行代理店
・クレジットカード

電力会社を乗り換える際に覚えておくべき注意点やポイント

電力会社の選び方について、基本的なポイントを押さえられたら乗り換えについても覚える必要があります。電力会社の乗り換え自体は、最短2ステップで進められるため手続きは比較的簡単ですし、スムーズに乗り換えることができます。

しかし手続きを行う前に、乗り換え先の電力会社に関して見逃している点がないか確認してみるのが大切です。

そこで、ここでは電力会社の選び方を覚えた方に向けて、次のステップである乗り換え時の注意点についてご紹介していきます。

必ずしも電気料金が安くなるわけではない

電力会社を乗り換える場合に、意識しておくべきことといえば電気料金が必ず安くなる訳ではないことです。新電力会社の多くは、既存の大手電力会社と異なるサービス展開を行うために、電気料金を数パーセント抑えています。

しかし、電気料金プランが生活スタイル(1人暮らしや2世帯住宅)に対して、合っていない場合は乗り換えたことで割高になる可能性もあります。

特に電気使用量の少ない世帯では、新電力に乗り換えることで電気料金が高くなりやすいです。

なぜなら既存の大手電力会社は、電気使用量の少ない方が契約する30A以下のプランについて、料金を抑えているからです。その分電気使用量の多い世帯が契約する30A以上のプランについては、比較的割高になっています。

対して新電力会社の場合は、会社ごとに異なりますが電気使用量の少ない世帯にとって、割高となってしまう電気料金プランのケースもあります。

支払い方法について事前に確認する

電力会社の選び方でも見逃しがちなポイントが、支払い方法についてです。既存の大手電力会社の場合は、口座振替やクレジットカード・スマホ・コンビニ支払いなど様々な方法が用意されています。

ですから、人によっては新電力の電力会社も同様に、様々な支払方法が用意されていると勘違いすることもあります。

しかし、実際はクレジットカードによる支払いのみに対応している場合もあるため、事前に支払い方法について公式サイトで確認します。

解約金の有無や契約年数について注意すること

全ての電力会社ではありませんが、中には契約に対して解約金や違約金を定めている場合もあります。また、新電力の場合は、1年や2年といった長期契約となっていることも多く、短期間に解約したいと考えても、解約金の負担が必要になります。

ですから電力会社に乗り換える前の段階で、契約内容などから解約金の有無について把握しておくべきです。

また、解約金の支払いを避けたい場合は、解約金0円の電力会社もありますから探してみましょう。

電力会社の選び方は電気料金プランやセット割引などから判断する

電力会社の選び方は、まず生活スタイルに合った電気料金プランを探すことから始めます。人によっては、この段階で乗り換えると割高になることが、判明する場合もあるため需要なポイントでもあります。

乗り換えることで電気料金を安くできる場合は、セット割引についても考えてみるのがおすすめです。通信・ガス・鉄道・石油・旅行代理店など、様々な業種が電力事業に参入しているため、他サービスとセットで契約できるプランもあります。

例えば通信回線を乗り換えたい方は、通信会社が行っているセット割引を利用して電気料金と通信料金を安くすることも可能です。

生活スタイルと目的を明確にしたうえで、電力会社を選ぶことが大切です。

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