太陽光発電パネル海外メーカーと日本メーカーどっちがオススメ?

失われた20年という言葉もあるように、日本の製造業及び太陽光発電メーカーの海外シェアは、存在感が薄くなっているともいえ、太陽電池やモジュールのシェアもアメリカやドイツのメーカーが上位を占めています。

しかし、生き馬の目を抜くような戦国状態にある太陽光発電業界で、日本企業は全体的に存在感こそ小さくなったものの、安定した経営で注目を集めています。

また、、これから太陽光発電の設置を検討している方にとっては、やはり国産メーカー・部品の方が信頼感もあるでしょうし、かといって実際の所どのような事情か分からない部分も多いですよね?

そこで今回は海外メーカーの特徴やシェア、そして日本の太陽光発電の需要や導入の際のポイントについて解説していきますよ。国内メーカーは、2018年現在も経営を行っていますが、一方海外の太陽光発電メーカーの中には再生支援を受けている事例もあり、信頼性・安定性という点でも国内の方が期待も持てます。

太陽光発電メーカーは海外か日本どちらか良いか、悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。

海外の太陽光発電メーカーも人気だが国内では日本メーカーが依然として人気

かつて海外でトップシェアだったシャープは、アメリカやドイツ・中国のメーカーと競りながらも、現在太陽電池セルと太陽電池モジュールの二つの世界市場でトップ10の地位を維持しています。

また、海外市場は大きく失った側面がありますが、国内市場では圧倒的なシェアを誇っており、内需は安定している傾向があります。

まずは、海外市場のシェアや海外の太陽光発電メーカーの特徴、日本の太陽光発電メーカーの現在の状況について分かりやすく説明していきます。

海外の2017年度のメーカーシェアトップ6

ここでは、2017年度の海外の太陽光発電メーカートップ6について紹介します。
•1位・・・Jincosolar、中国
•2位・・・Trinasolar、中国
•3位・・・Canadiansolar、製造が中国、本社はカナダ
•4位・・・JAsolar、中国
•5位・・・HanWhasolar、韓国のハンファグループが運営しているが中国とドイツメーカーを買収済み
•6位・・・GCL-SI、中国

上記のシェアを見ると分かりますが、海外の太陽光発電メーカーのトップシェアは中国企業であり、さらにほとんどが中国メーカーという状況です。また、2014年頃まではシャープがトップ10に入っていましたが、2015年からトップ10にも日本メーカーがランクインしておらず、安価な太陽光発電を提供している中国メーカーなどに押されています。

国内の2018年度のメーカーシェアトップ6

1位から6位までがすべて日本メーカーで、その合計は84パーセントになります。その他、中小メーカーも多数ありますから、市場のほぼすべてが国内メーカーで占められていると言っても過言ではないでしょう。

  • 1位・・・パナソニック→20%
  • 2位・・・京セラ→20%
  • 3位・・・シャープ→18%
  • 4位・・・東芝→10%
  • 5位・・・三菱電機→8%
  • 6位・・・ソーラーフロンティア→8%

このように海外の傾向としては、中国メーカーが市場を占めており安価で提供できるメーカーへの需要が高まっています。対して日本は、変わらず国内メーカーがシェアを占めており、品質や信頼感などが後押ししているようです。

なぜ日本では日本メーカーの太陽電池に人気が集まるのか

海外とは違った市場を形成している、日本の太陽光発電(住宅用)市場ですが、その要因としては品質に対する需要があり、特に太陽光発電パネルの稼働期間の長さがポイントです。

住宅の屋根に固定させ、10年・20年と長期間稼働させなければならない太陽光発電システムは、故障しにくさも大切ですが定期的なメンテナンスや不具合時のアフターサービスが不可欠です。

つまり顧客サポートという点も重要視されており、その点も日本メーカーがいちばん安心感を与えてくれるのでしょう。

また、上のベスト6を見てもわかるように、ずらりと並んでいるのは有名な大手メーカーばかりです。

6位のソーラーフロンティアだけは若干知名度が低いと感じられるかもしれませんが、もとは昭和シェルソーラーでして、誰もが知っている昭和シェル石油の子会社です。

昭和シェル石油自体が、石油メジャーの一角として市場を独占するロイヤル・ダッチ・シェル・グループの一員ですから、その経営基盤は盤石と言っていいでしょう。つまり、国内の1位から6位まで大手メーカーで占めているということです。

日本のメーカーは長い目でみると信頼感がある

続いては、日本の太陽光発電メーカーが、なぜ信頼感があるのかという点に絞って解説していきます。

まず日本の太陽光発電メーカーは、ドイツのQセルズや中国のサンテックパワーのように経営破綻する可能性が非常に低いといえます。つまり、海外の太陽光発電メーカーで人気のあった中国のサンテックパワーは、2013年に再生支援を受けていますし、ドイツの大手太陽光発電Qセルズも2017年に破綻しました。このように、海外メーカーではシェアを誇っている大手でも、破綻する事例がありますが2018年時点で国内メーカーでは、縮小傾向ではありますが、経営が続いています。

従って、海外と比較して長期的に安心して保証が受けられる安心感や、カスタマーサポートも親切丁寧であることが信頼性に繋がっているでしょう。

もし海外メーカーの製品を選んだ場合、10年後、20年後に、その会社が存続しているかどうかはわかりません。また国内メーカーも同様に、長期的に存続しているか確証はありませんが、海外の場合日本法人の撤退まで起きていたら、外国語による対応を受ける事になります。

そうすると、修理や点検といったサポートを受けられても、非常に苦慮する可能性があります。

海外の太陽光発電を設置した場合、言語という壁もあることを意識しておくことが大切です。

国内の太陽光発電メーカーで施工をお願いする時の流れとポイント

海外シェアという点で見ると、太陽光発電の国内メーカーは押され気味という傾向もありますが、国内シェアでは上位が国内メーカーを占めています。

そこで、これから太陽光発電の施工をお願いする際、窓口となる販売店のサポート体制や、見積もりのポイントについて要点を押さえながら解説していきますよ。

太陽光発電設置は、直接施工業者に頼むわけではありませんよ。

メーカーと消費者との間には販売店(業者) があるが責任は販売店がとるのか

太陽光発電を発注する場合、販売店に関する基礎的な知識も覚えておく必要があります。

例えば販売店が、責任を持って10年間サポートをすると約束するかもしれません。しかし、その販売店の経営が10年間続くかどうかがいちばん心配な部分もありますよね。

ヤマダ電機やヨドバシカメラのような大手ならともかく、中小の太陽光発電事業者の場合は、破綻リスクもそれなりにあります。そうした販売店と契約したとして、場合によっては太陽光発電が流行しているときだけ参入して、下火になればさっさとやめてしまうのではないでしょうか。

そのように考えてみれば、やはり日本国内に設置する太陽光発電システムは、日本国内の大手メーカー、具体的に言えば先ほどのリストに名前の挙がっていた6大メーカー、つまり、パナソニック、京セラ、シャープ、東芝、三菱電機、そしてソーラーフロンティアの製品を選ぶのが最も安心かつ安全といえるでしょう。

また、業者に騙されない為、10年後20年後も安心してサポートを受けたいなら信頼できる業者と契約を結ぶのが一番です。

太陽光発電業者の選び方と評判の悪い業者を見極める方法

色々な太陽光発電の見積もり方法

太陽光発電は海外メーカーが安い?

日本メーカーが悪いというわけではありません。

有名どころでは、あのホンダ(本田技研工業)も、100パーセント子会社のホンダソルテックで、太陽電池の生産を手掛けていました。しかし、2013年10月30日、ホンダはその子会社を解散し、太陽電池の製造・販売から撤退すると発表しました。

すでに販売した製品のアフターサービスはホンダグループで受け持つそうですが、ホンダのような大会社ですら競争に耐え切れず撤退するぐらいですから、わざわざシェアの低いメーカーの製品を購入するのは、ちょっと勇気のいる行為になってきます。

ちなみに海外メーカーの製品は日本メーカーの製品よりも安い傾向がありますが、日本メーカーの製品も、エントリーモデルはかなりお手頃になってきています。

また、2018年現在では海外メーカーの製品を購入しても、それほど激安になるわけではありません。理由は、太陽電池セルやパネル自体の価格が多少安かったとしても、販売や設置は結局のところ日本の業者が行っているからです。

つまり、初期投資を抑える為には海外や国内メーカーの選び方はさほど重要ではありません。

海外の太陽光発電メーカー事情とおすすめの太陽光発電メーカー

まとめると、設置後20年間使うことを考えた場合、海外メーカーは除外したほうがいいかもしれません。

ただ、この場合「海外メーカーの方がシェアを占めているしなぁ・・・」、「海外メーカーも日本法人があるよ?」などのような疑問が生じることもあるでしょう。

また、海外メーカーの製品の中には、性能や価格といった面で魅力的な数値が並んでいるものも多くあります。そして、現地法人としてたいてい日本に拠点をもっているので、製品の説明を聞くのにも言葉の面で困ることはありません。

また、東芝やシャープもアメリカのサンパワーという大手メーカーに太陽光発電パネルをOEM生産させて、自社ブランドとして売っているのですから、一概にその品質が悪いというわけでもありません。

しかし、性能面もですが、何よりも対応の早さと質を考えるとやはり国内メーカーのものを選ぶのが無難なのではないかと思います。

日本法人は日本語も通じますし、メーカーが責任を持って修理に当たってくれるでしょう。しかし、海外メーカーが直接売っている商品であった場合は、万が一のときにどのような対応をされるかわかりません。

たとえ現地法人として日本に拠点があったとしても、もしかすると修理を行うのは本国で、“修理を依頼してからなおるまでに数か月もかかる”なんてこともあるかもしれません。

従って20年間使う可能性が高い太陽光発電システムは、やはり“安心と実績”を考慮して、国内メーカーの製品を選ばれることをお勧めします。

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