世間ではエコが叫ばれ、電化製品なども省電力のものが主流となってきている昨今、「そろそろうちも太陽光発電システムを設置しようかな?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

太陽光発電システムを設置しようとする場合、皆さんが最も気にするものはなんですか?

「屋根が小さいしなぁ」という場所の問題でしょうか。

「電気代がいくら安くなるかよくわからないしなぁ」というシステム自体への無知の問題でしょうか。

いいえ、おそらく何よりも一番の問題は「お金がかかる」ということではないでしょうか。

太陽光発電システムの設置費用、設置後のメンテナンス費用、太陽光発電システムを設置にはとにかく費用がかかります。

しかし、大半の方は最初に見積もりを依頼した業者の言葉を信じてしまいがちです。ですからここでは皆さんの一番の関心事である「太陽光発電システム設置に関するお金」の話をしてみたいと思います。

太陽光発電設置費用の総額は?

正直いって太陽電池は高価な買い物です。

どうしてもイメージが湧かないと言われる方は、自家用車の購入を想像してみて下さい。購入前に熟考しますよね。あのイメージです。

ただ自家用車と異なるのは、自家用車が買ったことの“効果”がすぐに実感できるのに対し、太陽光発電システムは“効果”が実感しづらいのです。

自家用車が産み出すもの、ドライブや買い物といったものは目に見えて、太陽光発電が産み出すもの、電気は目に見えないからです。ある意味、それが普及を妨げているということができるかもしれません。

太陽光発電が世に出始めの頃から、その普及のために政府や地方自治体が設置費用の一部を援助したり、余った電力の買い取りを電力会社に義務づけたりと、いろいろな手を講じてきました。

ある程度の普及がみられたことと財源不足から2014年で政府からの援助は打ち切りとなりましたが、地方自治体によっては現在も継続して補助を行っているようです。

ですから、最終的に設置のために個人が支払う費用は設置する場所の地方自治体の補助額によって異なりますので、一概にいうことはできません。

設置しようと思ったら、どの太陽光発電システムにするか選ぶ一方で、お住まいの地方自治体に補助金制度があるか、あるのであればどれくらいでるのかを確認しておきましょう。

しかし、補助金が出ると言っても、基本的に最初に全額支払わなければなりませんので、現金の準備若しくはローンの準備が必要になります。

金額的にもおおむね200~350万円程度は見ておいたほうがいいでしょう。

太陽光発電設置後の成功事例

太陽光発電のシミュレーションだけではなく、実際に設慨した家庭の様子を見てみよう。いずれも3〜5kWの一般的規模です。どんなエコ・省エネ・電気代節約ができるのでしょうか。

普段の生活の電気代は全て太陽光発電で

奈良県のSさん宅の場合
  • 設置容量 4.8kW
  • 家族構成 4人
  • 余剰買取
太陽光発電前の電気代5,000円~8,000円/月
太陽光発電後の電気代(買電額)5,000円~8,000円/月
売電額約1万円最高2.4万円/月
設置総費用300万円弱
元がとれる時期10年のローン返済

神戸出身で震災を経験した奥様は、もともと節電の意識は強かったといいます。普段の電気代は全て売電でまかなえており、10年で組んだローンは、これまで支払ってきた電気代に相当するので、全く負担はないそうです。

また、設置をお願いした業者さんも嘘偽りなく太陽光について説明しれくれたおかかげで設置に踏みきれたそうです。そう考えると業者選びは本当に大切だということがわかります。


あなたの太陽光発電設置の目的は何でしょうか?エコを推進するためでしょうか。もちろんそういう理由から設置を考える方も少なくないと思いますが、やはり一番の理由はそれが産み出す経済的効果にあるのではないでしょうか。

電気代がかからなくなることはもちろん、更に売電による収入が毎月入ってくることは大きな魅力ではありませんか。

太陽光発電を利用して、利益を生むためにはシュミレーションをしっかりと行った上での計画的な設置が必要です。

例えば、太陽光発電システムの設置費用が200万円だったとするならば、10年で元を取って、その後の10年で100万円の利益を出すくらいが理想のラインと言えるでしょう。

しかし、もちろんの事ですが設置費用が高くなればなるほど、設置後20年間で得られる利益というのは少なくなってしまいます。

太陽光発電は設置費用を安くする事が一番大切

20年間で太陽光発電による収入が300万円入ったとしても、設置費用が300万円であればあまり設置するメリットを感じることはできませんよね。

つまり、太陽光発電で利益を実感できるかどうかというのは、設置費用をどれだけ安く抑えることができるかどうかということにかかってきます。

一般家庭にお住いの皆さんの中で太陽光発電を商売として考えている人はあまりいないと思いますが、計画的に発電、そして売電を行えば、年間を通じての収入は結構なものになります。そうです。これも一つの小さな商売ということができるのです。そのためには家の屋根に発電所を設置して、それを経営するという感覚を持つということが重要になります。

商売の基本は「初期投資をできるだけ抑え、安く作って、高く売る」です。ですから商売を始める(太陽光発電を導入する)にあたって、初期投資(太陽光発電システム導入費)が高くなってしまうということが、商売を成功させる上で、そもそも問題なのです。

ネットを見てみると、
「太陽光発電を設置しましたが元を取るのに20年かかるみたいです・・・。」
というような書き込みをたまに見ますが、これははっきり言って、太陽光発電システムを高く買ってしまっているだけです。設置をする時点で失敗しているとしか言いようがありません。

つまり、初期投資に失敗してしまっているわけですね。

何度も繰り返すことになりますが、できるだけ早く利益を出せるようになるためには最初の設置費用を安く抑える必要なのです。極論すると、これさえできれば後はもう何も心配する必要はなく、太陽光発電システムをさっさと設置するだけなのです。

どうすれば設置費用を安くする事ができるのか

設置費用を安くするためにやるべきこと。それは単純に安い業者を探すだけです。

「なんだあたりまえじゃん」と言う人もおられると思いますが、これがなかなか難しいのです。

大抵の方は、最初に見積もりを依頼したところに購入も施工も頼んでしまいます。おそらく日本人の特徴でもあるのでしょうが、「こうなったのも、ご縁があったから・・・」的な発想からそうなってしまうのです。

しかしながら1社の見積もりだけで決めてしまうというのは、業者の裏事情を知っている私からすれば論外中の論外であり、自殺行為です。

だって業者側からすれば、他で比較検討することなく、1社で決めてくれる人に対しては「相場なんてわからないだろうから、少々高く売っても良いや」となってしまいますからね。もちろん良心的な業者さんもたくさんおられるのは確かなのですが、中にはこれみよがしに高額で売りつけ、アフターフォローもろくにしない悪質業者もいることも確かなのです。

相見積もりの重要性

そういった業者につかまってしまわないためにも、“相見積もり(あいみつもり)”は必要不可欠です。

また、相見積もりをすることで、相場を知ったり、システム機器と施工費のバランスを確認できたりもします。さらに見積もりを高く出していた業者が再度金額を低く提示してくる場合もあります。

相見積りは“一括見積もりサイト”で

さて、相見積もりが必要なことはお分かり頂けたと思います。

しかしネットなどで1件1件業者を吟味して、そして見積もり依頼までを個人で行うと大変な時間と労力がかかります。

また、別々に依頼をかけると比較するポイントもぼやけてしまいます。

そこで、便利なのが太陽光発電の一括見積もりサイトです。

この手のサイトはいくつか存在するのですが、そこに登録されている業者はサイト側がしっかりと審査してくれていますし、何より一回の申込で最大5件の見積もりが一気に手に入ります。

また、サイト内には太陽光発電システムを導入した方々の体験談なども豊富に掲載されていますし、太陽光発電に関する最新の情報なども掲載されています。他人の体験談なども参考にして、失敗のない太陽光発電システム導入を実現させましょう。

太陽光発電の一括見積もりサイトを利用しないとしても、複数の業者で相見積もりをとることは絶対に欠かさないでください。

最近の太陽光発電の価格動向

ここで、2015年1年間の太陽光発電システムの価格相場推移をみてみましょう。

公共機関である資源エネルギー庁が正式にまとめたシステム価格相場推移が『最近の再生可能エネルギー市場の動向について』の中で下記のように発表されています。
住宅用太陽光発電システムの「平均システム価格」推移(2014年:資源エネルギー庁調べ)

  • 1月~3月   40.2万円/kW
  • 4月~6月   39.6万円/kW
  • 7月~9月   38.7万円/kW
  • 10月~12月 37.0万円/kW

2015年第一四半期に40万円ほどであったものが、第四四半期では37万円と1年間で1kWあたり3万円以上も値下がりしています。

「え?たった3万円」と思った方もおられるでしょう。

しかし、これはあくまでも1kWあたりの金額であるので、平均的な設置容量である4kWシステムだと12万以上、5kWシステムだと15万以上も安くなることになります。
このように考えると結構な値下がり額であるということが分かっていただけると思います。

2017年〜2018年にかけての太陽光発電の価格相場の動向

では、今後の気になる太陽光発電システム価格相場の動向についてですが、様々な情報から私なりの展望をお話しさせて頂くと、太陽電池モジュールについては、今後大きく値を下げることはないと思われます。

太陽光発電システムが世に出始めの1993年、太陽光発電システムの価格は370万円/kWもしていました。現在のおよそ10倍です。

4kWのシステムを設置すると、な、な、なんと1480万円です。翌1994年に大きく価格が下がったとはいえ、それでもまだ1kWあたり200万円もかかっていました。

それが今では当初の1/10ほどの金額になっています。

このことから考えると、システム機器での価格の下げは期待できないと感じます。

しかしながら、太陽光発電の普及に伴って機器だけでなく、取り付けなどの技術も進化してきています。機器の進化は見た目の価格以上の価値を付加してくれますし、技術の進化は、材料費、人件費、流通費の下げとともに、発電量の向上にもつながります。

今後、太陽の動きに合わせて向きや角度を自動的に決定する架台など周辺材の進歩によって、発電量が大幅に向上し、太陽光発電システムの格安感が生まれてくるのではないかと予想しています。

太陽光発電の一括見積りで費用が300万円→190万円に


タイナビの一括見積もりサイトの記入ページの「その他ご意見・ご要望をご記載ください」という欄に「提示価格よりさらに安くしてください」と一言加えましょう。

一括見積もりに登録しているサイトは全て厳しい審査を通過している優良業者のみですが、この一言で 駆け引きなしでギリギリまで値段を下げてくれます。
また、価格相場だけではなく補助金の確認もできるのが一括見積もりの強みです。