太陽光発電の導入を考えている方にとって一番知りたいことは、お住いの地域ではたしてどれくらいの発電が見込めて、売電収入はどれくらいになるのか?という情報だと思います。今回は沖縄で太陽光発電を設置した場合の発電量や売電収益について調べてみました。

基本的な知識として家庭の太陽光発電から売電できる仕組みについて

電気を作る部分

太陽電池(ソーラーパネル)には、+の電子を持つ半導体(P型シリコン)と-の電子を持つ半導体(N型シリコン)の2枚が張り合わさった形になっています。この半導体に太陽光が当たると、+-それぞれの電子が動き出して電気を発生させます(光電効果)。

こうして電気が回路に流れ出すことで発電する仕組みになっています。この半導体は光の量が多いほど発電量も増加します。また、高熱になると発電量が低下するというシリコン製半導体ならではの性質も持っています。

また、上記のようなシリコン型のソーラーパネルに加えて、最近では色素増感太陽電池という新しいソーラーパネルが登場し商品化が進められています。この新しいタイプのソーラーパネルは、製造コストが安く、パネル自体に蓄電でき、薄暗がりでも発電量が落ちないというメリットがあります。現在はソーラーカーなどで実験的に採用されていますが、商品化にはまだ課題があります。近い将来は屋根の上でも発電するようなるでしょう。

電気を調整するパワーコンディショナー

パワーコンディショナーはソーラーパネルで発電した電気を直流から交流に変換して、電力会社との連携を可能にしたり、家電製品に悪影響を与えないように電気を安定化する装置です。

分電盤

分電盤は、電気を必要な場所へ分配する装置です。

買電用電力計

余剰電力量を測定するメーターです。発電量や売電量が表示されます。

売電する仕組みについて

以上のような装置を設置することで電気を発電して、家庭内で使用し、余った電力は販売する仕組みになっています。では、どのようにして余った電気を販売しているのでしょうか。

電気にも圧力があります。水道管内の水圧とよく似ています。水道管の水と同じ原理で、電気も電圧の高い部分から低い部分へ流れ込む性質を持っています。

電源のスイッチを蛇口だと考えると、自宅内の回線では電圧が低い状態なので、蛇口を開けた途端に電力会社の回線から自宅内に電気が流れ込みます。

しかし、屋根の太陽光発電システムで発電することで自宅側の回線電圧が高くなると、逆に電力会社の回線へと流出する仕組みになっています(逆潮流の原理)。電力会社の回線へ流出する電力量を計測することで売電量がわかるようになっています。

沖縄での発電量や売電収益について

沖縄は太陽に近い低緯度の地域に位置しています。しかし、全国平均に比べて年間の累積日照時間は少ない傾向です。その要因として、夏場の台風の襲来や、冬場から春先にかけての日照量が少ないという状況があります。特に冬の12月から5月半ばくらいまでの期間は、全国平均の日照量を下回ります。

しかし、6月から8月にかけては全国平均を大きく上回って全国でもトップクラスの日照量になります。また、全国平均では、8月になるとソーラーパネルが高熱になるため、発電効率が低下する傾向ですが、沖縄の場合は逆に気温が上がり過ぎないので、安定した発電量が見込めます。

以上の点を総合すると、冬場から春にかけては全国平均を下回るものの、夏場の発電量でかなり挽回するので、沖縄は全国平均以上の発電量が得られる地域です。意外なことに沖縄は年間を通した最高気温が全国で一番低くなっています。そのためソーラーパネルの熱損失が少なく、発電量が安定しています。

沖縄での発電量や売電収益を、東芝製の家庭用の太陽光発電システム5kwのタイプで他県と比較してみると、東京府中市の場合で5780kwhであるのに対して、沖縄では6050kwhとなっています。

全国平均を上回る発電量と売電収益をほこる沖縄

調べてみると沖縄は全国平均を大きく上回る発電量と売電収益が得られるという事がわかりました。また、年間を通して全国平均の最高気温を常に下回っているという点も意外でした。

ソーラーパネルは高温になり過ぎると発電効率が低下してしまうので、沖縄の夏場に涼しくなる気候は、太陽光発電システムにてって好都合の地域といえるでしょう。

ただし、沖縄には巨大台風がよく到来するので、設置工事には信頼できるパネルメーカーや施工業者を選ぶ必要があります。また、海に近い地域が多いので、ステンレス製などの錆びにくい取り付け金具を使用するなど、塩害対策なども考える必要があります。

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