太陽光発電投資の初心者が大成功するために知っておくべき12のこと

副業や将来の資産設計などで、太陽光発電投資を検討することがあるでしょう。太陽光発電投資は、出力10kw以上の産業用太陽光発電に区分されており、住宅用と比較して設備規模や収益性も大きく異なります。

また、住宅の屋根に設置するタイプでも、出力10kw以上に相当する太陽光パネルの設置を行うケースもありますが、太陽光発電投資の場合は野立て太陽光発電を指します。

しかし太陽光発電投資初心者が、簡単に収益を保てるほど誰でも手軽にできる事業ではありません。また、太陽光発電投資は初期投資費用が大きいことから、初心者にとってハードルの高い側面があり、なかなか始められないケースもあります。

そこで今回は太陽光発電初心者が、太陽光発電投資で成功するために知っておくべき12のポイントを解説していきます。今回のテーマである、成功とは投資費用の回収と収益性のバランスを保ちながら、プラス収支に長期間結果を残すことを指します。

太陽光発電投資の初心者で現在購入・設置を検討している方は、ポイントを押さえた上で見積もり会社などに問い合わせてみましょう。

太陽光発電投資で成功するためには仕組みと概要を理解しておくこと

太陽光発電投資の初心者が大成功するためには、いきなり応用から学んでも失敗して負債を残すだけです。何事も基本を何度も勉強して、頭に叩き込むぐらいの勉強期間が必要です。

少々厳しい言葉ではありますが、太陽光発電投資は不動産投資などと同様に、融資といった必要なリスクを負いながら始める事業です。ですから、手軽に始められる副業や資産構築ではありません。

ただし、本気で学ぶ気持ちと行動力があれば、自分なりの答えを見つけることができるでしょう。そのためにも太陽光発電投資の概要を理解しましょう。

ここでは太陽光発電投資の基本といえる、太陽光発電投資の意味から住宅向け設備との違い、必要な予算についてご紹介していきます。

太陽光発電投資とは太陽光発電設備に自己資金を投資する

初心者が太陽光発電について調べて、最初に疑問となるのが太陽光発電投資の意味です。一見しますと、太陽光発電や太陽光発電システムなどと同じ意味で用いても、問題無いように感じるところです。

しかし、ここで曖昧に覚えてしまいますと、以下のような似た言葉と混同して、間違った使い方や考え方をしてしまいます。
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  • 太陽光発電
  • 住宅太陽光発電
  • 産業用太陽光発電
  • 太陽光発電設備
  • 太陽光発電システム

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太陽光発電投資は、太陽光パネルやパワコン・その他周辺機器と土地に対して、自己資金や融資による資金を使って投資を行う総称です。

例えば太陽光発電設備を購入して、売電収入を得ることも太陽光発電投資です。

つまり、太陽光発電設備を設置することでもありませんし、住宅用や産業用のように設備規模のことでもありません。

ただ注意することがありまして、太陽光発電投資物件を販売している会社や見積もり会社では、出力10kw以上の太陽光発電設備の物件を太陽光発電投資商品として取り扱っています。

一般的に太陽光発電投資は住宅用太陽光発電を含めない

太陽光発電投資の意味は、太陽光発電設備に資金を投入して利益を得ることです。

しかし、太陽光発電投資物件を販売しているサイトを1度確認してみてください。

ほとんどの企業・サイトでは出力10kw以上で、山間部や周辺に障害物のない広い土地を使った、太陽光発電設備を取り扱っています。

住宅用太陽光発電設備については、取り扱っていないことがほとんどです。再度説明しますが、太陽光発電投資は出力規模など関係ありません。

ですが2018年現在、太陽光発電投資というのは出力10kw以上で、住宅以外の土地を使って行う太陽光発電事業となっています。

少々矛盾している部分もありますが、本来の意味と実際の事例2つとも理解しておくのが基本を覚える上で解決するポイントです。

太陽光発電投資の予算は1000万円単位で考えておく

太陽光発電投資を始めようと考えたら、予算に関する基本も押さえておきます。

太陽光発電投資の予算は、安くて500万円以上必要でして、平均的な相場は1500万円前後で見込んでおくことが大切です。

従って住宅用太陽光発電と同じ感覚で、予算計画を立ててしまいますと収支バランスが大きく崩れます。ちなみに住宅用太陽光発電の費用は、50万円から100万円台で設置ができます。

また、太陽光発電投資は野立て太陽光発電となりますから、自宅以外の広い土地に設置するタイプです。そのため土地を取得する必要がありますし、設備の防犯対策費用など様々な諸費用で数10万円掛かります。

基本的に融資が必要なため金融機関ごとの利息やプランに気を付ける

太陽光発電投資は、合計で数1000万円単位の予算が必要なため、これから始める方の多くが自己資金でカバーしにくいでしょう。

太陽光発電投資の基本は、融資を含めた資金計画を立てることです。融資と聞くと、不安になる方もいますが、リスクを軽減するためにも収支計画を適切に維持する知識と準備が必要になります。

また、融資を受ける場合は、金融機関ごとの特徴についても把握しておきましょう。特に利息は、投資回収期間に大きく影響する要素です。

銀行の利息は1,5%~2%前後が平均でして、金融機関の中でも特に低金利という点がメリットです。しかし、銀行の審査は個人よりも法人を対象にしていることが多く、個人が初めて太陽光発電投資の融資を行う上で、ハードルが高いです。

ですから、信用金庫や政策金融公庫、信販会社なども検討してみましょう。

太陽光発電投資で成功するためには投資物件の見極め力や情報力が必要

太陽光発電投資で大成功するためには、好条件の投資物件を見極める力やいち早く見つける情報収集能力などが必要です。

当たり前ですが住宅用太陽光発電と異なり、設備ごとの出力量や発電量などが物件ごとにばらつきがあります。例えば、価格が100万円台と安くても、日当たりが悪く出力10kwの設備では収益性に期待できません。

安過ぎる物件には、それなりの理由がありますから投資物件に関する情報も、しっかり理解しておきましょう。

太陽光発電投資では最初に利回りを確認しておく

太陽光発電投資で成功するためには、まず利回りについて理解しておきましょう。利回りとは、購入費用に対する年間の収益率のことです。数値が高い程表面上の収益率が高く、低い程表面上の収益率が低いです。

太陽光発電投資の場合は、3%台が平均的な数値ですが、中には6%や8%といった高収益の投資物件も存在します。

ただし物件上に記載されている利回りは、表面利回りが多いため気を付けましょう。

表面利回りとは、年間の売電収入を太陽光発電設備と土地価格を足した金額で割り、100掛けた数値のことです。

表面利回り=年間の売電収入÷(設備費用+土地代)

実際には年間の維持コストであるメンテナンス費用や保証に掛かる費用なども、計算に含める必要があります。しかし、表面利回りの計算では除くことができるため、実際の利回りよりも高くなる傾向にあります。

そのため、諸費用を含めた実質利回りで、計算し直すことが大切です。

発電量や出力量についても確認しておくことで収益性を算出できる

太陽光発電投資の投資物件は、出力や発電量、太陽光パネルの種類など物件ごとに異なっています。ですから、目標とする利益に対して、どの程度の出力数と年間発電量が必要なのか、逆算して算出しておきます。

そして、算出できた理想の発電量や出力を持つ、太陽光発電投資物件がないか探します。

やみくもに探すことや、とにかく安い投資物件を探すのは問題があります。事前にできる範囲で理想の設備環境を決めておくことが、成功するポイントの1つです。

土地を別途取得するか土地付き太陽光発電投資にするか決めておく

太陽光発電投資は、住宅用太陽光発電と異なり土地に関する事柄も含まれており、初心者にとって難しい内容と感じる部分です。

具体的には、以下の方法があります。
・自身で土地を取得して、太陽光発電設備を別途発注する
・土地付き太陽光発電投資物件を購入する

どちらにもメリット・デメリットがあります。

前者の場合は様々な土地を探して検討できるため、自由度が高く目的の条件に沿った土地を購入しやすいです。しかし、土地・設備の購入と諸手続きが、別々のため複雑かつ手間の掛かる作業になります。

後者の場合は土地が付いているため、自分で土地を探す手間が省けますから購入から設置まで、1つの会社で手続きが完了します。しかし、あなたが求める条件の土地を見つけることが難しいため、妥協点も必要といえるでしょう。

分譲型と賃貸型どちらのタイプなのか把握しておく

一般の方や初心者でも、分譲や賃貸といった言葉は聞いたことがあるでしょう。太陽光発電投資物件を探す上でも、2つの言葉は高い頻度で見かけます。

分譲型太陽光発電とは、土地を購入した上で太陽光発電設備も購入・設置するタイプの物件です。ですから土地と設備どちらも所有しており、太陽光発電を撤去した後も自由に土地活用できます。

賃貸型太陽光発電とは太陽光発電設備を購入しますが、土地は地主に賃料を支払いながら発電設備を稼働していきます。従って、土地活用については地主に相談する必要がある反面、固定資産税の支払いは不要です。

設置場所の気候や気温などについて事前に調査する

太陽光発電投資物件を選ぶ場合は、現地調査と設置場所の日射量や日射時間を確認します。

現地調査を行う理由は、日当たりの良さや障害物の有無・自宅からどの程度の時間を掛けて到着するのかなど、物件情報だけでは分からないことが把握できます。

また、現地調査だけでなく、日射量や日射時間をネットや書籍などで調べてみるといいでしょう。各地域で季節ごとの日射量と時間が異なりますから、年間の売電収入を計算する上で必要な情報です。

太陽光発電投資に潜むリスク対策も事前に施しておく

太陽光発電投資で成功するためには、基礎知識や収益に関するポイントだけでなくリスクについても、いくつか把握しておくことが大切です。

リスクというと不安になる方も多いですが、リスク軽減に繋がる対策を立てられますからメリットといえます。

そこでここでは初心者が覚えておくべきリスクと、その対策についてお伝えしていきます。

獣害や不法侵入による被害を防ぐために防犯対策費を用意しておく

太陽光発電投資は、自宅から離れた土地で野立て太陽光発電設備を設置し、24時間365日稼働します。従って、常駐させる人を用意しない場合は、基本的に無人状態になります。

そうしますとイノシシやシカなどによる設備侵入や破損リスクや、不法侵入及び部品盗難などのリスクが常に存在します。

ですから太陽光発電投資では、設備費用以外に侵入防止用の柵や防犯カメラなど、防犯対策が必要です。

防犯対策費用は、設備規模や場所によって必要なツールや防犯用品が異なるため、決められた費用はありません。

投資額に見合った収益が確保できなければいけない

太陽光発電投資では、売電収入だけに注目してはいけません。

投資費用を回収できなければ、売電収入が発生しても結果的に赤字ですから、投資回収期間や収支計画を事前に計算・予測することが大切です。

出力10kw以上の太陽光投資では、投資回収期間が15年前後掛かる事例が多いですが、売電価格が年々下落しており、導入年によって期間が延びる可能性もあります。

自然災害補償やメンテナンス費用についても別途予算を捻出する

太陽光発電設備を設置・稼働したからといって、安心してはいけません。投資回収費用の捻出以外に、年間のランニングコストと自然災害補償に対する保険料も考えておきます。

太陽光発電設備はメンテナンスフリーではありませんし、太陽光パネルに汚れが付くだけでも発電効率に影響を与えます。ですから、メーカーの担当者や専門業者と契約して、定期メンテナンスを実施してもらいましょう。

更に、そのための予算も事前に準備しておきます。

太陽光発電投資で成功するためには様々な準備と知識が必要

太陽光発電投資は、売電収入を得るだけでなく投資費用を含めて、トータルで利益を得ることが目的です。

ですから住宅用太陽光発電や自家消費型太陽光発電と異なり、事業として収支計画を立てなければいけません。また、太陽光発電投資で成功するためには、収益率の高い投資物件をいかに早く見つけて確保できるかも重要なポイントです。

そのためにも利回りの計算や、日射量や時間だけでなく現地調査もスピーディに行うことが必要です。

また、一括見積もり会社を利用するのもポイントです。1物件ずつ調べる場合は、時間が掛かるだけでなく効率も良くありません。

一括見積もり会社では、希望の条件を入力することで、担当者が一括でいくつかの投資物件を見積もりしてくれます。

効率も大切なポイントですから、積極的に利用していきましょう。