電力自由化が始まってから4年ほど経過した今、多くの方が新電力に乗り換えて電気代の節約をしていますが、ガス料金の見直しをしていない人がなぜか多いです。
電気とガスはセットで申し込みをした方が、セット割が適用されるので、ガス代も電気代も両方安くなったり、ガス料金は変わらないけれど電気代が大幅にカットできるなどのメリットがあります。
今契約している新電力がセット割を提供しているのであれば、契約プランの見直し、ガスとのセット割がなければ他の新電力への乗り換えを検討した方が、光熱費全体を削減することができます。
この記事では、セット割が提供されているおすすめの新電力とガスの乗り換え時の注意点を紹介していきます。
当サイトで申し込み数の多い
新電力BEST3!
第1位 looopでんき
↑とにかく安く!
第2位 エルピオでんき
↑世帯人数問わず確実に節約!
第3位 ENEOSでんき
↑ガソリン代まで浮かせられる!
電気とガスのセットプランがおすすめの新電力会社はコレ!
①looopでんき
looopでんきは、電気だけのプランと電気とガスのセットプランがあります。
セットプランに契約すると、通常の電気だけのプランよりも電気の従量料金が安くなります。
具体的には下記の通りです。
<電気のみ>
基本料金:0円 <電気とガスのセットプラン> ・電気 ・ガス |
セットプランにすることで、電力量料金がさらに2%オフされ、ガスは基本料金はかかりますが、従量料金が格安に設定されています。
②ENEOSでんき
ENEOSでんきは電気使用量の多いファミリー層に人気の新電力ですが、もともと家庭用の都市ガスやLPガス、ガソリン事業をしていたことから、実績も豊富で安心できる企業です。
ENEOSでんきは、北海道・沖縄以外の地域に電気供給をしています。
電気使用量が多ければ多いほど電力量料金が安くなるという特徴があり、毎月120kWh以上電気を使用しているご家庭は、電気代を節約することが可能です。
また、ENEOSカードをお持ちの方はENEOSでんきに契約することで、ガソリン代の割引サービスを受けることができます。
ENEOSガスが展開しているプランは、「標準プラン」と「床暖プラン」の2種類で、標準プランは使用量に関わらず4%オフ、床暖プランは東京ガスの団欒プランと同額ですが、床暖房追加割引で月々のガス料金から7%引きされます。
つまり、電気・ガスともに使用量の多いご家庭はENEOSへの切り替えで大幅な光熱費の削減が実現可能ということ。
また、ENEOSでんき・ガスは下記クレジットカードで支払いをすると、ポイント還元率が高くなるので、さらにお得です。
・dカードゴールド
・dカード |
③東京ガスでんき
東京ガスの電気は、電気使用量が少ないご家庭でも、電気代を削減することができます。
ガスと電気をセットプランは、ガス料金はこれまで通りですが、その分電気代が安く設定されています。
「ずっとも電気1S」であれば、毎月の電気代が5%される上に、毎月電気代から275円が値引きされます。
セットにするだけで安くなるので、東京ガスを利用している方は、乗り換えを検討しないともったいないです。
④CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトは、新電力には珍しい一人暮らし向けの料金プランを展開しています。
電気使用量・契約アンペア数に関係なく、安くなることやポイントサービスのカテエネと合わせて利用することで、お得にポイントを貯めることができると話題を集めています。
CDエナジーダイレクトは電気だけではなく、ガスとのセット割を提供しています。セットで契約することでガス料金が0.5%引きになります。
ガスの供給エリアは、東京ガス供給エリア(日立市を除く)なので、
関東域にお住まいで電気代とガス代を削減したい方はCDエナジーはかなりおすすめです!
⑤J:com
J:comは、ガス以外のセット割引が充実していたり、オール電化向けのプランがあったりと、展開しているプランのバリエーションが豊富です。
J:comでんきの電気料金プランは、基本料金は大手電力会社と同じですが、電気使用量によって変わる電力量料金が割引されます。
具体的には、以下の通りです。
東京電力 | J:comでんき | |
0〜120kWh | 19.88円 | 0.5%割引 |
121〜300kWh | 26.48円 | 1%割引 |
301kWh〜 | 30.57円 | 10%割引 |
つまり、J:comは電気使用量に関わらず、どのご家庭でも電気代が安くなるということです。しかも電気を使えば使うほどお得になるので、電気使用量の多いご家庭にとっては嬉しいですよね。
さらにガスも一緒に契約すると、ガスの月額利用料金が毎月100円引きされるので、必然的に毎月安くなるということになります。
しかしJ:comでんきは、契約手数料・解約手数料がかかるので、電気代・ガス代は安くなるものの、メリットを感じづらいかもしれません。
ガス会社を乗り変える際の注意点
ガス会社を乗り換える場合、現在使用しているガスの種類によって手段が異なります。
①都市ガスから都市ガスに乗り換える場合
都市ガスから都市ガスに乗り換える場合は、新しい契約先に連絡するだけで、他の手続きは必要ありません。
また、工事費用などは不要なケースが多いです。(ガス会社によっては事務手数料がかかることもあります)
②プロパンガスからプロパンガスに乗り換える場合
プロパンガス会社を乗り換える場合、新規で契約するガス会社に申し込みをし、その後、現在契約中のガス会社の解約手続きが必要です。
しかし、マンション・アパートで一括受託になっている場合は、個別で申し込みはできません。
設置費用は有料ですが、初期費用としての支払いではなく、毎月のガス料金に上乗せて支払いをしていきます。
③プロパンガスから都市ガスに乗り換える場合
プロパンガスから都市ガスに乗り換える場合、都市ガスの配管工事ができるかどうかを都市ガス会社に調査をしてもらわなければなりません。
調査後、見積もり書をもらい、契約を進めます。実際にガスの切り替えができるのは、着工後2ヶ月程度かかります。
工事完了の日程が決まり次第、プロパンガス会社に解約の連絡をし、ボンベの撤去を依頼してください。
工事費用は、ガス会社によって異なります。
まとめ
電力自由化により、新電力に乗り換えて多くの方が電気代を節約しています。
しかし、ガス会社も電気と同じように乗り換えられることを知らない人はまだまだ多いです。
ガス会社も乗り換えれば安くなりますが、電気とセットで申し込みをすることで、さらに光熱費を削減することができます。
光熱費などの固定費は生活する上では必要不可欠なので、少なければ少ない方がいいですよね。
せっかくガスも電気も自由化が進められているので、上手く活用しないのはもったいないですよ!