本当にJ:COM電力に乗り換えるべきかメリット・デメリットはもちろん、実際の利用者の評判や口コミをご紹介。
J:COM電力が合わなかったという方向けに、ほぼ間違いなく電気代が安くなるおすすめの電力会社3選も紹介しています。
- J:COMのケーブルテレビやインターネット、電話回線を利用している家庭
逆にJ:COMの他サービスを利用していない方には他の新電力がおすすめです。
電力会社名 | 供給エリア | おすすめポイント |
CDエナジー | 関東 | ・電気使用量が少ない一人暮らしでも安い! ・豊富なプランからぴったりのプランが見つかる ・現住所から乗り換えるなら圧倒的におすすめ! |
TERASELでんき | 沖縄・諸島以外 | ・121kWh以上使うなら大手電力会社より安い ・楽天ポイントがたまるので楽天ユーザーにおすすめ |
東京ガス | 関東 | ・初月の基本料金無料キャンペーン中! ・ガスと電気をまとめると安い! |
J:COM電力とは?
J:COM電力とは、KDDIの子会社でケーブルテレビ事業を展開するJ:COMが始めた電力供給サービスのことです。
J:COMの本業である、ケーブルテレビやインターネット、電話などのサービスと電気を組み合わせたお得なセットプランを提供しています。
そんなJ:COM電力には大きく分けて2つの特徴があります。
- セット割が充実
- オール電化向けのプランを提供
ここからは、この2点の特徴を重点的に見ていきたいと思います!
①セット割が充実
J:COM電力の最大の特徴は、J:COMのバックグラウンドを最大限に活かしたセット割のプランが充実している点。
J:COM電力では、J:COMのケーブルテレビやインターネット、電話とのセットで電力の契約をすると12ヶ月、もしくは24ヶ月連続で300円割引される「スマートお得プラン」を提供しています。
以前は500円の割引だったのですが、300円の割引に変更されました。割引は減ってしまいましたが、J:COMに加入をしているご家庭であれば十分にお得になるでしょう!
また、J:COMのテレビやインターネットの他に、ガスとのセット割も提供しています。こちらはJ:COMの電気にガスをセットで申し込むと毎月の料金から100円引きされるプランです。
このようにJ:COM電力では、様々なセット割プランを展開している点が特徴と言えます。
②オール電化向けのプランを提供
オール電化向けのプランを提供している点も特徴的。
オール電化向けのプランでは、深夜の電力料金を割安にすることで電気代を節約することが可能です。
J:COM電力では、オール電化向けのプランがあり、基本的には東京電力などの大手電力会社のオール電化プランと同じ形のプランを提供しています。
しかしJ:COM電力では、すでに大手電力会社が提供を終了したプランも取り扱っているので、より多くのオール電化のプランを選ぶことができます。
さらに、大手電力会社の料金よりも0.5〜3%ほど割安に価格が設定されています!
オール電化の家庭の方や夜間の電力使用量の多いご家庭は、J:COM電力に乗り換えることで大幅に節約できるのでとてもおすすめなのです。
オール電化プランなら、HTBエナジーと比較がおすすめ!
HTBエナジーは料金が最大11%引きになるオール電化プラン「ぜんぶでんき」を提供しています。
J:COM電力とHTBエナジーのオール電化プラン、どちらが自分にとってお得になるのか比較するのがおすすめです!
J:COM電力 | HTBエナジー | |
北海道 | 電力量料金0.5~30%引き | ‐ |
東北 | 電力量料金0.5~3%引き | ‐ |
東京 | 電力量料金0.5~3%引き | 電力量料金2%引き |
中部 | ‐ | 電力量料金2%引き |
関西 | 電力量料金0.5~3%引き | 基本料金6%引き 電力量料金6%引き |
中国 | 電力量料金0.5~3%引き | 電力量料金2%引き |
四国 | ‐ | 10kWまで基本料金11%引き 電力量料金11%引き |
九州 | 電力量料金0.5~3%引き | 電力量料金2%引き |
J:COM電力は電力使用量に応じて割引率が変わるため、電力使用が多い家庭であれば、J:COM電力のほうが割引率が高くなります。
ただし、関西電力エリアに関してはHTBエナジーの割引率のほうが高いうえ、基本料金も割引となるためHTBエナジーのほうがお得です。
また、それぞれの電力会社で対応していないエリアもあるため、自分の住んでいる地域で選ぶのもおすすめですよ。
J:COM電力の評判・口コミ
悪い口コミ・評判
①加入手数料が3,000円かかる
J:COM電力のデメリットしてまずあげられるのが、加入手数料3,000円がかかる点。
通常、他の新電力では加入の際に手数料は発生しないため少し損をしているように感じるかもしれません。
かなりお得に感じますが、電力セットに加入する際には、3,000円の手数料がかかります。つまり、プランによっては割引の半分も手数料で相殺されてしますのです。
他社の電力会社は手数料が不必要な所が多いので、J:COM電力の大きなデメリットだと思います。さらに、違約金のリスクもあります。電力セットの契約期間は戸建てで2年、
集合住宅で1年ですが、3,500円~20,000円の違約金がかかります。
引用元: 電力会社Hack
②違約金がとにかく高い!
jcom電力を他社に切りかえる手続きをすすめていたら、解除金が18000円だと。11日から切りかえ予定だったのが、ぎりぎりキャンセル間に合った…
— ねこふら (@AtsukoTakemoto) August 7, 2017
さらに、違約金がとにかく高いという点もデメリットとしてあげられます。
J:COM電力には上でご紹介した電力プランに、J:COMのテレビやネットのサービスを追加するセットプランが存在します。こちらを利用することでさらに電気代を節約することができるのですが、これらのプランには契約期間があり、その期間を満たさずに解約すると違約金が発生するため注意が必要です。
<スマートお得プラン>
- 一戸建て:2年未満での解約で20,000円
- 集合住宅:→1年未満での解約で10,000円
<スマートもっとお得プラン>
- 一戸建て
13ヵ月未満での解約で35,000円
13カ月以上25カ月未満の解約で25,000円
25カ月以上36カ月未満の解約で15,000円 - 集合住宅:→2年未満での解約で25,000円
<スマートお得プランミニ>
- 一戸建て:2年未満での解約で8,500円
- 集合住宅:1年未満での解約で3,500円
<スマートお得セレクト>
- 一戸建て
①テレビ・ネット・電話 or テレビ・ネットで契約している場合、2年未満での解約で15,000円
②テレビ・電話で契約している場合、2年未満での解約で4,500円 - 集合住宅
①テレビ・ネット・電話 or テレビ・ネットで契約している場合、1年未満での解約で10,000円
②テレビ・電話で契約している場合、1年未満での解約で3,500円
<NETパック>
- 一戸建て:2年未満での解約で8,500円
- 集合住宅:1年未満での解約で8,500円
<NET特別パック>
- 一戸建て:2年未満での解約で8,500円
- 集合住宅:1年未満での解約で8,500円
<スマートお得オンデマンド>
- 一戸建て
①テレビ・ネット・電話 or テレビ・ネットで契約している場合、2年未満での解約で15,000円
②テレビ・電話で契約している場合、2年未満での解約で4,500円 - 集合住宅
①テレビ・ネット・電話 or テレビ・ネットで契約している場合、1年未満での解約で10,000円
②テレビ・電話で契約している場合、1年未満での解約で3,500円
このように、セットで契約した場合は解約金が最低でも3,500円、最大で35,000円かかります。多くの新電力では、解約金が発生しないので、この点は大きなデメリットと言えます。

③電気使用量が少ないとメリットが少ない
J:COMのネットやテレビもまとめて加入するセット割を適用しないと電気代はそれほどお得にならないという声も寄せられています。
J:COM電力はネットやテレビをまとめるセット割を大きな売りにしています。一方で電気代そのものは、大手電力会社の料金から0.5~3%ほど割引に留まるなど、それほど電気代自体を節約することはできません。
そのため、これからJ:COMでネットを繋ごうとしている方や、すでにJ:COMのサービスを利用している方にとってはお得かもしれませんが、それ以外の方にはメリットが少ないようです。
電気料金をお得にするためには、電力セット割を申し込む必要があります。
しかし、ネット回線やケーブルテレビなど我が家にとって不要なサービスも入っているため、我が家では電力セット割は不要です。とすると、電気料金が少し安くなるとしても、そんなに大きなメリットを感じません。
引用元: 電力会社Hack
良い口コミ・評判
①J:COMに加入しているのであればセット割でお得に
セットにすることで電気代を節約することができたという声が寄せられています。
セット割を適用することで電気代を節約できる上、インターネットや電話の料金まで節約できます節約。また、インターネットや電話をJ:COMにまとめることで管理がしやすくなったという点も評価されています。
「ネットが繋がらない…」「電気がつかない…」といったトラブルが起きた時も「とりあえずJ:COMに連絡すればOK!」という気軽さもおすすめポイントと言えるでしょう。
私は一戸建てに住んでいるのですが、今まではインターネット、電話、テレビ、電気とそれぞれ別々の会社で契約をしていました。けれどもそれをまとめると月額の料金がかなり安くなるとJ:COMの営業マンから教えてもらったんです。
毎月の電気代、確かに安くなりました。これには本当に満足ですね。
引用元: 電力会社Hack
②電力使用量が多いと電気代を大幅に節約可能
電気使用量が多いご家庭では電気代を大幅に節約することが可能です。J:COMの従量プランでは301kwh以上だと10%も割引されるので、電気を多く使うご家庭にとってはうれしいメニューとなっています。
~120kwh | 0.5%割引 |
121kwh~300kwh | 1%割引 |
301kwh~ | 10%割引 |
J:COM電力より電気代が安くなる!おすすめの電力会社
ここからは当サイトからのお申し込み件数が多い電力会社をご紹介します。
①TERASELでんき(テラセルでんき)
TERASELでんきは伊藤忠エネクスグループが提供する新電力で、料金設定が大手電力会社よりも安い点が特徴です。
TERASELでんきには、電気使用量が多いファミリー世帯もあまり電気を使わない単身世帯も電気代がお得になるプランが用意されています。
毎月電気を121kWh以上使うご家庭であれば、大手電力会社よりも電気代を節約することができます。
また、TERASELでんきは電気代に応じて楽天ポイントが貯まる(200円につき1ポイント)ので、楽天ユーザーの方にもおすすめです。
楽天ユーザーであれば楽天でんきのほうがお得なのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、楽天でんきは値上がりしているため、今電気代が高くてお悩みの方やこれから電力会社を切り替えようと考えている方は楽天でんきよりもTERASELでんきの方が圧倒的におすすめです。
今ならTERASELでんきへの乗り換えると新規契約者向けの選べる特典がついています。
- 楽天ポイント2,000ポイント
- PayPayポイント2,000円分
- Amazonギフト券2,000円分
- Apple Gift Card 2,000円分
- Huluチケット2ヶ月分
- Stock point 2,000ポイント
- 電気料金の2%相当を寄付
特典の詳細は、TERASELでんき公式サイトでチェックできます!
②CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトの特徴は、電気使用量関係なく電気代が安くなる点。
多くの新電力は電気をたくさん使うファミリー向けの料金プランを提供していますが、電気使用量が少ない家庭がメリットを得られるプランを提供している新電力はあまりありません。
しかしCDエナジーダイレクトには、一人暮らし世帯でも電気代が安くなるプランがあります。(※実際の割引額については電気・ガスのご利用状況や燃料費調整額、原料費調整額によって変動します。)
供給エリアが東京エリアだけというのは、大きなデメリットではありますが、逆を言えば東京電力エリアにお住まいの一人暮らしの方でCDエナジーに契約しないのは損をしているということです…。
もちろん、CDエナジーには一人暮らし向けのプラン以外にも魅力的なプランがあるので、東京電力エリアにお住まいの方はぜひ一度チェックしてみてください。
③大阪ガスの電気
関西で都市ガス供給を行う「大阪ガス」の電力事業です。大手電力会社からの乗り換えなら、毎月の電気使用量はそのままで電気代が下がりますよ。都市ガスやネットと一緒に契約すると、セット割引が適用でき、さらにお得です。
関西エリアに引越す予定がある方には、「新生活応援プラン」がぴったり!電気とガスの契約をまとめると、電気の基本料金(最低料金)がずっと無料になります。
Amazonプライムの年会費が付いた「スタイルプランP」や、電気代に応じてdポイントが最大6%還元される「スタイルプランd」など、ユニークな料金プランも多数用意されています。ライフスタイルに合ったものが見つかれば、他サービスも一緒に費用を削減できますね。
主な供給エリアは関西電力エリアですが、一部の料金メニューは北海道・東北・中部・北陸・中国・四国・九州電力エリアでも契約できます。
J:com電力の電気料金プラン
従量メニュー
このメニューは、大手電力会社の通常の電気料金と同じく、基本料金と従量料金から電気代が算出されます。
基本料金は地域の大手電力会社と変わりませんが、従量料金の価格設定が異なっています。従量料金とは、使用した電力量によって価格が変化し、〜120kwh、121kwh〜300kwh、301kwh〜の3つ段階に分けられています。電気使用量が多くなればなるほど電気代が割高になるという仕組みです。
J:COM電力では、従量料金が従来の大手電力会社に比べて割引されるので電気代が安く抑えられます!
~120kwh | 0.5%割引 |
121kwh~300kwh | 1%割引 |
301kwh~ | 10%割引 |
上の表の通り、どの段階でもJ:COM電力の方が安くなるという結果に。
特に、301kwh~の段階では-10%と大きな割引率に設定されているので、電力使用量が多いご家庭であれば電気代をかなり節約することができるでしょう。
この割引率はどこのエリアでも一律で変わらないので安心してください。
オール電化向けメニュー
こちらはオール電化のご家庭向けの、夜間の電気代が割安に設定されているメニューです。
大手電力会社のオール電化プランに則して作成されています。しかし、J:COM電力では大手電力会社がすでに提供を中止したプランも提供しているので、様々なプランから最適な選択することが可能です。
おおよそ、大手電力会社が提供する価格の2%割引された価格を提供しているので電気代を確実に節約することができます。
J:COM電力は本当にお得?料金シミュレーション
関東エリア
1~2人家族 30A 150kWh | 3人家族 30A 350kWh | 4人家族 40A 450kWh |
-181円 | -1,717円 | -4,183円 |
関西エリア
1~2人家族 30A 150kWh | 3人家族 30A 350kWh | 4人家族 40A 450kWh |
-166円 | -1,644円 | -4,007円 |
九州エリア
1~2人家族 30A 150kWh | 3人家族 30A 350kWh | 4人家族 40A 450kWh |
-159円 | -1,475円 | -3,578円 |
下関エリア
1~2人家族 30A 150kWh | 3人家族 30A 350kWh | 4人家族 40A 450kWh |
-172円 | -1,687円 | -4,078円 |
札幌エリア
1~2人家族 30A 150kWh | 3人家族 30A 350kWh | 4人家族 40A 450kWh |
-215円 | -2,310円 | -5,354円 |
仙台エリア
1~2人家族 30A 150kWh | 3人家族 30A 350kWh | 4人家族 40A 450kWh |
-170円 | -1,641円 | -4,002円 |
地域ごとにシミュレーションした結果が上の表のとおりです。どの地域でも一貫して電気代が安くなるとう結果になりました。
電力使用量が多いご家庭では、最大で5,000円以上も電気代を節約できるケースもあるので、乗り換えによるメリットが大きいといえます。
J:COM電力の申し込み方法
Jcom電力にはWebから申し込みが可能です。
申し込みが完了すると、カスタマーセンターから電話がかかってきて、間違いがないかの最終確認が行われます。
問題なければ申し込み後3週間程度で供給が開始されます。
J:COM電力の最新キャンペーン情報【1月更新】
J:COM電力では新規契約者を対象に最大7,920円割引になるキャンペーンを実施しています。(キャンペーンの終了期間は未定)
集合住宅 | 3,960円割引 | 毎月330円電気代が安くなる(12ヶ月) |
戸建て住宅 | 7,920円割引 | 毎月330円電気代が安くなる(24ヶ月) |
条件もシンプルで必ずお得になるこのプラン。安くなるチャンスを生かして電気代を節約してみてください。
まとめ
J:COM電力はJ:COMに加入をしている方、オール電化のご家庭、そして電力使用量が多い方にとっては魅力的と言えます。
しかし、それ以外の方からすると手数料や違約金・解約金がかかるなど、メリットが少ないのが現実です。
この記事を参考に、J:COM電力が自分のご家庭にフィットするのか検討してみてください。また、他の電力会社でも乗り換えることで電気代を節約することができるかもしれません。この機会に一度他の電力会社を比較してみることもおすすめです。
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