【Looopでんきと楽天でんきはどっちがお得?】料金プランやサービスを徹底比較!

Looopでんきと楽天でんきは、どちらも基本料金が無料で従量料金が一律という料金プランを提供しています。

「それならどっちの方がいいか決めきれない!」

「本当にお得なのはどっちなの?」

という疑問が生じるかとは思いますが、結論からいうとLooopでんきの方が圧倒的にお得になります。

そこでこの記事ではLooopでんきと楽天でんきの料金プランの違い、特典・サービス内容などから比較し、Looopでんきをおすすめする理由を解説していきます。

Looopでんきの特徴・評判

概要

looopでんき ロゴ

Looopでんきは、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの普及を目的に事業展開しているLooopの新電力です。

電力自由化に伴い電気の小売り事業に参入してきました。

そんなLooopでんきが家庭に届けている電気は、再生可能エネルギーで発電したクリーンな電気であり、Looopでんきの特徴は「環境に優しい電気」を使えるということです。

供給エリア

新電力の中でもLooopでんきは知名度の高いといって良いでしょう。そんなLooopでんきの電力供給エリアは以下になります。

  • 北海道エリア
  • 東北エリア
  • 東京エリア(関東)
  • 中部エリア
  • 北陸エリア
  • 関西エリア
  • 中国エリア
  • 四国エリア
  • 九州エリア
  • 沖縄エリア

新電力会社の中には、北海道や沖縄には電力供給をしていないという会社がありますが、Looopでんきでは一部の離島を除く全国に電力を供給しています。

料金プラン

Looopでんきの料金プランは使った分だけ支払えばOKの基本料金が0円のプランです。

1000円前後かかる基本料金が無料な上、通常電気使用量によって3段階で変わる従量料金が一定価格!これが電気代が安くなる仕組みなんです。

一般的に従量料金は、電気使用量が増えれば増えるほど高くなります。

しかしこの従量料金が一定価格になっていることで電気代を節約することができるのです。

基本料金従量料金
北海道エリア0円29.5円
東北エリア26.4円
関東エリア26.4円
中部エリア26.4円
北陸エリア21.3円
関西エリア22.4円
中国エリア24.4円
四国エリア24.4円
九州エリア23.4円
沖縄エリア27.0円

▷公式サイトで料金
シュミレーションする

悪い評判・口コミから分かるデメリット

一人暮らしだとかえって高くなる

Looopでんきの料金プランは基本料金が0円のため、乗り換えれば必ずお得になるように思えますが、実はかえって高くなってしまうことがあります。大手電力会社である東京電力と料金を比較してみましょう!

東京電力 ロゴlooopでんき ロゴ
基本料金858.00円(30A)0円
従量料金〜120kWh19.88円26.4円
120kWh〜300kWh26.46円
300kWh〜30.57円

従量料金が一律なのがLooopでんきの魅力ですが、表を見ると分かるように電気使用量が120kWhまでの場合、従量料金の単価は東京電力の方が安いです。

とは言っても基本料金が0円で1,000円弱の電気代が浮くのも事実。一人暮らしでも電気代が高くなるなんてことは滅多にないので安心してください!

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良い評判・口コミから分かるメリット

①太陽光や蓄電池とのセットでとにかくお得に!

Looopでんきは他のLooopのサービスを併用することで電気料金がとてもお得になります。

通常の従量料金
(東京電力エリア)
26.4円/kWh
Looopガスを利用する26.0円/kWh(-0.4円
太陽光発電を設置している25.4円/kWh(-1.0円
Looopでんちを購入する23.4円/kWh(-3.0円

Looopの他サービスを利用することで受けられる割引は上の表の通りです。

しかもこの割引は併用することができます。そのため全ての割引を組み合わせれば電気代が22.0円に!東京電力エリアの電気料金単価は26.0円でも最安レベルだと言われるので、この価格がどれほどの数字かわかると思います!

②オール電化住宅でも安くなる

新電力は従量料金が一律という場合が多いため、オール電化の住宅には不向きと言われてきましたが、Looopでんきはついにオール電化住宅向けのプランを提供し始めました。

Looopでんき スマートタイムプラン 料金表

Looopでんき スマートタイムプラン 料金表

Looopでんき スマートタイムプラン 料金表

出典:Looopでんき公式サイト

オール電化の家庭は電気使用量が多いため、大手電力会社のプランであれば2,000円〜3,000円の基本料金が発生しています。しかしLooopでんきのオール電化プランなら、その基本料金が無料に!

しかし一概に安くなるのかと言われると難しいのがオール電化住宅の特徴です。実際に筆者の自宅では、Looopでんきのオール電化プランにすると高くなってしまうことがシュミレーションで分かりました。

理由としては、太陽光発電と蓄電池による売電と蓄電があるためです。

このような事例もあるため、オール電化住宅の方は検針表を用意してシュミレーションしてみてください!

楽天でんきの特徴・評判

概要

楽天でんき ロゴ

楽天でんきは、みなさんお馴染みの楽天グループが展開している新電力です。

楽天でんきの魅力はなんといっても電気料金で楽天ポイントがザクザク貯まること!

電気料金200円ごとに1ポイント、楽天カードの支払いで100円ごとに1ポイントが付与されます。

電力会社を楽天でんきに変えるだけで電気も安くなり、これまでは電気代ではポイントがもらえなかったのが、支払い額に応じてゲットできるのはかなり嬉しいですよね!

供給エリア

  • 北海道エリア
  • 東北エリア
  • 東京エリア(関東)
  • 中部エリア
  • 北陸エリア
  • 関西エリア
  • 中国エリア
  • 四国エリア
  • 九州エリア
  • 沖縄エリア

楽天でんきも供給エリアは全国となっており、一部離島を除けばどこでも契約することができます。

料金プラン

楽天でんきの料金プランも基本料金が0円・従量料金が一律です。

従量料金は下記のようになっています。

供給エリア基本料金従量料金(税込)
北海道電力エリア0円30.00円/kwh
東北電力エリア26.50円/kwh
東京電力エリア26.50円/kwh
中部電力エリア26.50円/kwh
北陸電力エリア22.00円/kwh
関西電力エリア22.50円/kwh
中国電力エリア24.50円/kwh
四国電力エリア24.50円/kwh
九州電力エリア23.50円/kwh
沖縄電力エリア27.00円/kwh

悪い評判・口コミから分かるデメリット

①引っ越してからすぐには契約できない

引っ越しを機に、不動産会社からの紹介などで電力会社を乗り換えるという方も多いとは思いますが、楽天でんきでは引っ越し後すぐの電力の乗り換えができません。

申し込みまでには最低1ヶ月が必要なので、最初の1ヶ月は別の電力会社と契約する必要があります。

②SPUの対象から外れた

楽天のサービスを利用することで、楽天市場の買い物でのポイント還元率が上がるSPUキャンペーンですが、2021年の5月をもってこのキャンペーンの対象から楽天でんきが外れました。

良い評判・口コミから分かるメリット

①楽天ポイントが貯まる・使える

楽天でんきにする1番のメリットは楽天ポイントが貯まり、さらに貯まった楽天ポイントを支払いに使えることです。

楽天でんきでは電気代の支払い200円に対し、1ポイント(0.5%)の還元を行っています。

②楽天ガスとのセットでポイント還元率がアップ

楽天でんきを運営する楽天エナジーは都市ガスの提供も行っています。

そのため電気とガスを楽天でまとめるとポイント還元率が倍に!

つまり通常200円で1ポイント(0.5%)であったポイント還元率が100円で1ポイント(1%)に変わるということです。

Looopでんきと楽天でんきの比較!

電気だけの申し込みならどっちが安い?

基本料金Looopでんきの
従量料金
楽天でんきの
従量料金
北海道エリア0円29.5円30.0円
東北エリア26.4円26.5円
関東エリア26.4円26.5円
中部エリア26.4円26.5円
北陸エリア21.3円22.0円
関西エリア22.4円22.5円
中国エリア24.4円24.5円
四国エリア24.4円24.5円
九州エリア23.4円23.5円
沖縄エリア27.0円27.0円

このように沖縄を除く全てのエリアでLooopでんきの従量料金の方が安く設定されています

そのため電気代を安くしたいならLooopでんきを選ぶのが最適

沖縄エリアにお住いなら従量料金が同じなのでどちらでも良いでしょう。(楽天ユーザーなら楽天でんきの方がいいかと思います。)

とはいっても、1kWhあたり0.1〜0.7円の差なら、貯まるポイント分を加味するとLooopでんきよりも楽天でんきの方がお得です。

ポイント
  • 電気代だけ安くなればいいという方→Looopでんき
  • 楽天ポイント分も加味するという方→楽天でんき

ガスと一緒に申し込むならどっちが安くなる?

Looopでんきの従量料金は上記で説明しましたが、Looopでんきでは都市ガスの供給もしており、東京ガス管轄エリアにお住いの方なら、電気とセットで申し込みをすると従量料金が26.0円になります。

基本料金Looopでんきの
従量料金
楽天でんきの
従量料金
東京エリア0円26.0円26.5円

この場合、楽天でんきで貯まるポイント分を加味してもLooopでんきの方が総額が安くなります

例:月の電気使用量が300kWh

  • Looopでんき:8,939円
  • 楽天でんき:9,590円(119ポイント)

(※再エネ賦課金、燃料費は含まず)

つまり、ガスと電気を一緒に申し込みしようと考えている東京ガスの供給エリアにお住いの方は、Looopでんきの方がお得です!

Looopでんきのガス対象エリアは東京ガスの供給エリアのみなので、その他のエリアにお住まいの方は申し込みできません。

中部エリア(愛知、岐阜、三重)の方であれば、楽天ガスに申し込みができ、楽天ポイントが貯まるのでポイント分をお得にすることはできます

太陽光発電があるなら断然Looopでんきがお得

Looopでんきは最初に説明した通り、再生可能エネルギーの普及活動に力を入れている会社です。

そのため、太陽光発電を設置しているご家庭はさらに電気代を安くしてくれるんです!

太陽光発電で発電した電気をLooopでんきに売電すれば、従量料金が1円引き!

つまり通常26.4円のところ25.4円になるということ。

固定価格買取制度が終了した太陽光発電を所有しているご家庭にとってはかなりお得な話ですよね!

サービス内容はどちらがお得?

先述した通り、Looopでんきにはポイント特典はありません。

サービスも、もしもの時の駆けつけサービスだけ。

もちろん、この駆けつけサービスは万が一の事態のことを考えるとかなりお得だと思います。

一般的に1万円ほどかかるものが無料でついてくるのですからね。

とはいえ、”万が一”の話なので、すごくお得だ!と思える人はさほど多くないのではないでしょうか。

一方で楽天でんきは、ポイントが還元されるので、貯まったポイントで楽天市場での買い物はもちろん、楽天証券やポイント投資に利用することができます。

最近では、楽天グループのサービスを使わない人や楽天カードを持っていない人は珍しいように感じます。

楽天ユーザーなら断然楽天でんきがお得でしょう

Looopでんきと楽天でんきの比較まとめ

Looopでんきと楽天でんきの特徴を表にまとめてみました。

Looopでんき楽天でんき
供給エリア
電気料金だけ
電気料金とポイントの総額×
ポイント特典×
サービス×
ガスとのセット割◎(東京エリア)◯(愛知、岐阜、三重)
キャンペーン×
オール電化××
契約アンペア条件なし30A〜
一人暮らし
初期費用・解約金0円0円

このように、条件によってLooopでんきと楽天でんきのどちらが良いかが異なります。

Looopでんきがおすすめな方
  • とにかく電気代が安くなればOKな方
  • ガスと電気をセットで申し込みしたい東京エリアにお住いの方
  • クリーンなエネルギーを使いたい方
  • 太陽光発電を設置している方
  • 蓄電池の設置を検討している方
楽天でんきがおすすめな方
  • ガスと電気をセットで申し込みしたい愛知・岐阜・三重にお住いの方
  • 楽天ポイントを貯めている方
  • 30A以上で契約している方

ぜひ、この記事を参考にLooopでんきもしくは楽天でんきへの切り替えを検討してみてください!

ちなみに、どちらも解約金は無料なので、一度乗り換えても他の新電力に乗り換えすることも可能です。

楽天でんきとLooopでんき以外の新電力でどのくらい安くなるか知りたい!という方は無料シミュレーションサイト「トクエネ」の利用もおすすめです!

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