太陽光発電各メーカー保証比較と気をつけたいの3つの保証ポイント

太陽光発電システムを運用する際に太陽電池モジュール、いわゆる太陽光パネルを単独で用いることはまずありません。広大な空き地に整然と並ぶ何百という太陽電池モジュールをCMや広告、また実際にご覧になったことがある方も多いと思います。

家庭に太陽光発電システム導入を考えた時、例えば4kWの出力を確保するとします。この時、1枚当たりの出力量にもよりますが、おおよそ20枚前後の太陽電池モジュールを設置することになります。20枚の太陽電池モジュールがそれぞれ故障してしまったら・・・修理代もばかにならないですよね。

また、太陽光発電システムには太陽電池モジュールの他にも、パワーコンディショナ、キュービクル、各種計測機器など様々な機器類が使用されています。もちろんそれらの機器類にも故障の可能性は少なからずあります。

こうなってくるとやはり気になってくるのはそれらの寿命です。太陽光発電システム(それらを構成する機器類)の寿命は一体どれくらいなのでしょうか。詳しく調べてみました。

太陽光発電メーカーの保証比較一覧2019

メーカー名区分メーカー保証自然災害
補償
その他の保証
システム
保証
出力
保証
長州産業無料15年25年施工保証:10年
(雨漏り保証も含む)
パナソニック無料15年25年10年
(補償加盟店
から購入)
シャープ無料
(BLACK SOLAR)
15年20年
無料
(標準)
10年10年
有料
(まるごと15年保証)
15年15年
Qセルズ無料15年25年10年日照補償制度:1年
京セラ無料10年20年10年
有料
(トリプル保証)
15年20年15年
カナディアンソーラー無料10年25年10年
有料
(エクストラ保証)
10年25年15年
三菱電機無料10年25年
有料15年25年
東芝無料10年10年
有料
(20年パワフル制度)
15年20年
有料
(15年パワフル制度)
15年15年
ソーラーフロンティア無料10年20年
有料15年20年

太陽光発電のメーカー保証は10年〜15年保証

太陽光発電のメーカー保証は最低でも10年の無料保証がつくようJIS基準によってきめられています。

10年までと比べると太陽光発電の価格はだいぶ下がってきたため各メーカーは差別化を図るために保証期間を長くする傾向にあります。

メーカー保証に関する3つのポイント

太陽光発電設備を導入する際に、あまり知られていない事と言えば、メーカー保証の期間や故障しやすく保証の適用頻度が高い部品などについてです。

そこで、ここからはメーカー保証に関して知っておいた方がよい保証の3つのポイントについて解説していきますよ。

太陽光発電設備の保証関係は非常に大切なので、次に紹介するポイントでよく覚えておきましょう。

1.場合によってはメーカー保証が無効になる

そもそも、太陽光発電システムにおける販売店(設置業者)とは、そのメーカー(例えばパナソニック)の施工研修を受講して、IDと呼ばれるメーカー認定の免許を取得した業者のことをいいます。

例えば、近所で長年やっている工務店でも設置工事はできるかもしれませんが、メーカーの認定を受けていなければ「太陽光発電の販売店」ではありません。(※ただし、設置をしてはいけないという決まりはありません)

ですので、自分で太陽光パネルなど一式を独自に購入して、上記のような知り合いの工務店さんや電気工事士さんなどを手配しすることは可能です。また、しかるべき手続き等を行い、太陽光発電システムを作ってしまうことも違法ではありません。

しかしながら、以上のような方法で太陽光発電システムを作った場合、メーカー保証は無効となります。

なぜなら太陽光発電の販売店がメーカー基準を満たした住宅に、正しい工事と手続きを行って初めてメーカー保証の対象となるからです。

従って、メーカー認定を受けていない場合の施工は、製品個々の部分的な保証は有効かもしれませんが、システム全般としてみた場合保証はありませんので注意しましょう。

なぜ、以上のような話を述べたかというと、実際に(ごく稀にですが)こういった「自作」をされる方がいらっしゃるそうです。こういった方が、後々システムに異常が起こったときに、責任や保証問題等でとても大変な思いをするそう。

太陽光発電システムは、20~30年と長く使用する設備です。以上のような無用なトラブルを避けるためにも、メーカー認定を受けたプロ(太陽光発電の販売店)にお願いしましょう。

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2.太陽光発電メーカー保証と期間

太陽光発電システムは長期にわたって運用するものであるため、メーカー保証は重要なポイントです。

その点、ほとんどのメーカーが10年保証を実施しているので、10年以内であれば故障した際に、部品交換など無償の修理を受けることができます。

しかし、注意したいのは太陽電池の寿命が15年以上だとしても、パワーコンディショナの寿命が10〜15年程度である点です。

ソーラーパネルから流れる直流電力を交流電力に変換するため、パワーコンディショナが故障してしまうと、太陽光で発電した電力を使用することができません。

また、太陽光発電システムの中で 最も壊れやすいのがパワーコンディショナで、その保証期間は多くのメーカーで1〜3年となっています。つまり、それだけ短期間に故障する可能性もあるということです。

パワーコンディショナの故障は、大抵の場合表示部にメッセージが出ますので、メッセージが出たらすぐに業者に連絡しましょう。

また、メーカー保証は各機器によって変わるので、保証の短いパワーコンディショナには特に気を付けて扱うことが大切です。

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3.モジュール自体の故障

モジュールとはソーラーパネルのことで、表面は強化ガラスで覆われ、裏面は樹脂シートで保護されています。耐用年数は15年以上と言われていますが、故障が全くない訳ではありません。

代表的な例では、モジュール内でハンダの接続不良が起こると、熱が発生して内部のシートを焦がしたりすることがあります。

稀に表面が割れることもあります。

モジュールの故障を早期発見するためには、発電量のチェックが非常に大切です。モニターに表示される日々の発電量に大きな変化がないかを見ることで、故障の早期発見につながります。

また、屋根の上で厳しい温度変化や環境にさらされるため、モジュールには機器保証とあわせて万が一の自然災害にも対応する、「自然災害補償」があります。主な保証内容としては、火災・落雷・風災(台風、暴風雨、せん風など)・破裂または爆発などがあり、期間は10年間となっています。

特に近年は気温変化が激しい時期が多いため、モジュールに掛かる負担も大きいでしょう。日々の定期点検や発電量のチェックなどを行い、異変がないか気を付けて管理することが大きな故障を防ぐ方法です。

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太陽光発電設備設置前に保証関係の確認をしておくこと

太陽光発電設備設置には、様々な気を付けるポイントについて理解できたでしょう。特に太陽光発電設備に用いる、各電気機器の寿命や保証は違うので設置前によく確認しておくことが大切です。

今回の記事で説明したように、特にパワーコンディショナは保証が他の電気機器よりも短いため、保証期間外の維持・管理には気を付けましょう。

また余談ですが、「詐欺業者」に頼んでしまった場合も、高い工事代金を取られたうえに、保証も受けられないという場合があります。この場合は計画的な犯罪なので、設置したあとは連絡も取れなくなるでしょうが・・・。知らなかったでは済まされないので、悪質な販売店にも十分注意しましょう。

まとめると、太陽光発電設備は設定費用や、設置する機器だけが重要ではなく保証内容や期間についても予め業者と相談して、確認することが必要ということです。

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