初めての一人暮らしに備えて、もしくは「一人暮らしを始めてみたけど電気代が高い」と思って電力会社を探していませんか?
毎月の光熱費はある程度固定されるものですが、
「もう少し安くできたら娯楽費が増えるのに」
「給料が減ったから節約しないと…」
このように考えている一人暮らしの方も多いです!
とはいえ、一人暮らし向けの料金プランを取り扱っている電力会社は少なく、選び方に失敗するとかえって電気代が高くなって、損をする可能性があります。
この記事では、電力会社選びに失敗する方が少しでも減るように、一人暮らしの方向けにおすすめの新電力をご紹介していきます!
電力会社名 | 供給エリア | おすすめポイント |
【PR】TERASELでんき | 沖縄・諸島以外 | ・121kWh以上使うなら大手電力会社より安い ・楽天ポイントがたまるので楽天ユーザーにおすすめ |
CDエナジー | 関東 | ・電気使用量が少ない一人暮らしでも安い! ・豊富なプランからぴったりのプランが見つかる ・現住所から乗り換えるなら圧倒的におすすめ! |
東京ガス | 関東 | ・初月の基本料金無料キャンペーン中! ・ガスと電気をまとめると安い! |
初めての一人暮らしにおすすめの電力会社5選
一人暮らしでも電気代をグッと削減できるおすすめの電力会社を紹介していきます。
①東京ガスの電気(引っ越し先で新規申し込みする方のみ受付)
東京ガスの電気は、関東で都市ガス供給を行っている企業です。電力自由化にともない、東京電力管内で電力供給事業も行っています。
東京電力エナジーパートナー(以下東京電力)よりも電気代が安くなるのに加え、エネルギー供給の実績があることから、東京電力管内で人気の新電力です。
東京ガスの都市ガスを使用している家庭の場合、ガスとのセット割が適用できるので、さらにお得になります。
東京ガスの電気は、東京電力エリアと呼ばれる関東圏でしか契約することができませんが、東京電力よりも安い価格に設定されているのが特徴。
東京ガスの電気プランは基本プラン(一般家庭向けプラン)とずっともプラン3(事業者向け)の2種類です。
基本プランの基本料金は東京電力と同じですが、1kWhあたりの従量料金が安く設定されています。
契約アンペア | 基本料金 |
10A | 286.00円 |
15A | 429.00円 |
20A | 572.00円 |
30A | 858.00円 |
40A | 1,144.00円 |
50A | 1,430.00円 |
60A | 1,716.00円 |
東京電力 | 東京ガス | |
〜120kwh | 19.88円 | 19.78円 |
121〜300kwh | 26.46円 | 25.29円 |
301kwh〜 | 30.57円 | 27.36円 |
このように、どんな家庭でも確実に電気代を安くできる点が魅力です。
今なら基本料金が1ヶ月無料になります!
②CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトの特徴は、電気使用量関係なく電気代が安くなる点です。
多くの新電力は電気をたくさん使うファミリー向けの料金プランを提供していますが、電気使用量が少ない家庭がメリットを得られるプランを提供している新電力はあまりありません。
しかしCDエナジーダイレクトには、一人暮らし世帯でも電気代が安くなるプランがあります(※実際の割引額については電気・ガスのご利用状況や燃料費調整額、原料費調整額によって変動します)。
供給エリアが東京エリアだけというのは、大きなデメリットではありますが、逆を言えば東京電力エリアにお住まいの一人暮らしの方でCDエナジーに契約しないのは損をしているということです。
もちろん、CDエナジーには一人暮らし向けのプラン以外にも魅力的なプランがあるので、東京電力エリアにお住まいの方はぜひ一度チェックしてみてください。
③TERASELでんき(テラセルでんき)
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TERASELでんきは伊藤忠エネクスグループが提供する新電力で、料金設定が大手電力会社よりも安い点が特徴です!
TERASELでんきには、電気使用量が多いファミリー世帯もあまり電気を使わない単身世帯も電気代がお得になるプランが用意されています。
毎月電気を121kWh以上使うご家庭であれば、大手電力会社よりも電気代を節約することができるんです。
また、TERASELでんきは電気代に応じて楽天ポイントが貯まる(200円につき1ポイント)ので、楽天ユーザーの方にもおすすめできます。
楽天ユーザーであれば楽天でんきのほうがお得なのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、楽天でんきは値上がりしているため、今電気代が高くてお悩みの方やこれから電力会社を切り替えようと考えている方は楽天でんきよりもTERASELでんきの方が圧倒的におすすめです。
TERASELでんきでは、新規契約者向けに選べる7つの特典を用意しています!2024年6月14日現在、期間限定の選べる特典ポイント5倍キャンペーン中です!
- 楽天ポイント2,000ポイント⇒8/31まで10,000ポイント
- PayPayポイント2,000ポイント⇒8/31まで10,000ポイント
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- Apple Gift Card 2,000ポイント⇒8/31まで10,000ポイント
- Huluチケット2ヶ月分
- Stock point 2,000ポイント
- 電気料金の2%相当を寄付
ポイント5倍のキャンペーンは2024年8月31日までとなっています。特典の詳細は、TERASELでんき公式サイトでチェックしてみてくださいね。
④大阪ガスの電気
関西で都市ガス供給を行う「大阪ガス」の電力事業です。大手電力会社からの乗り換えなら、毎月の電気使用量が少ない一人暮らし世帯でも電気代が下がりますよ。都市ガスやネットと一緒に契約すると、セット割引が適用でき、さらにお得です。
進学や就職で関西エリアで一人暮らしを始める方には、「新生活応援プラン」がぴったり!電気とガスの契約をまとめると、電気の基本料金(最低料金)がずっと無料になります。
Amazonプライムの年会費が付いた「スタイルプランP」や、電気代に応じてdポイントが最大6%還元される「スタイルプランd」など、ユニークな料金プランも多数用意されています。ライフスタイルに合ったものが見つかれば、他サービスも一緒に費用を削減できますね。
主な供給エリアは関西電力エリアですが、一部の料金メニューは北海道・東北・中部・北陸・中国・四国・九州電力エリアでも契約できます。
⑤HTBエナジー
HTBエナジーは、長崎のテーマパーク「ハウステンボス」から生まれた電力会社です。現在は沖縄と一部離島を除く全国で電力供給を行っています。
1~2人暮らし向けの電力プランである「ベーシックプラン」を提供しており、基本料金と従量料金が一律で分かりやすい料金体制が魅力となっています。
ガストセットで契約すると年間で1,224円もの光熱費を節約することが可能で、さらに今ならベーシックプランに新規申し込みをすると電気代の基本料金が3ヵ月間無料です。
ほかにもベーシックプランには60種類以上のトラブルや困りごとに24時間365日特別価格で対応してもらえる「あんしんサポート365 プラス」も無料で付帯します。
あんしんサポート365では万が一の事態に備えられるだけでなく、最大3万円の携帯電話の修理保証も付いてくる点もうれしいですね。
また、オール電化のご家庭に向けて「ぜんぶでんき」というプランも提供しており、このプランに加入すると昼の時間帯の電気料金が2~11%割引になるため今より電気代がお得になる可能性があります。
オール電化住宅にお住まいの方はぜひ一度シミュレーションをしてみてください。
Looopでんき
Looopでんきの料金プランは、基本料金が無料で従量料金が完全市場連動型の料金プランです。
契約容量が大きい家庭は、基本料金が0円になると思うとかなりお得ですよね。
従量料金は電力卸売市場のスポット市場価格に基づき、30分ごとに変わります。その代わり、燃料費調整単価は加算されません。従量料金が安くなる時間帯にまとめて家事をしたり、高くなる時間帯に外出したりすることで、電気料金を安くすることができます。
Looopでんきでは、電気料金を分かりやすいグラフで事前に確認できるアプリを用意。ゲーム感覚でピークシフトに取り組むことができます!
東京ガスエリアでは、都市ガスとセットで契約できます。セット割が適用されると、電力量料金単価が1円割引になります。つまり、毎月の電力使用量が300kWhの家庭の場合、毎月300円が割引になるということです。
市場連動型のプランを上手く利用して電気料金を安くしたい人や、ガスと電気をセットで乗り換えたい人にぴったりの新電力といえます。
エルピオでんき(2023年5月~)
株式会社エルピオは、もとはプロパンガスの会社でしたが、自由化に伴い電気と都市ガスの供給にも参入しています。
供給エリアは東京電力・中部電力・関西電力エリアです。都市ガス・LPガスと一緒に契約する場合のみ、電気の契約をすることができます。
固定単価プランと市場連動プランの2種類から選べ、基本料金はどちらも0円です。大手電力会社からの乗換で、電気代が安くできると期待できます。
エルピオでんきは、燃料費高騰の影響で2022年4月に一度電力事業から撤退していました。この度料金プランを見直し、契約件数の上限を設けることで、安定供給できる体制を整え再始動する形です。
都市ガスの供給エリアは、東京ガス・京葉ガス・東邦ガス・大阪ガスエリアです。
ガスの料金プランも、大手ガス会社より安い料金設定になっているため、一緒に乗り換えるとお得になりますよ!
一人暮らしの電力会社の選び方|選ぶときに気を付けること
①検針表をもとにシミュレーションをする
新電力に乗り換えると必ず電気代が安くなると勘違いしている方もいますが、実はプラン選びに失敗するとかえって電気代が高くなってしまうケースもよくあります。
「基本料金0円」につられて普段電気使用量が少ない方が乗り換えると、電力量料金が今までよりも高くなり、電気代自体変わらないということも。
このように、失敗すると乗り換えのメリットを実感することができなくなるので、乗り換え前には複数のプランを比較し、実際に検針票に記載されている使用量でシミュレーションをしてから電力会社・プランを決めるようにしましょう!
また、新電力によっては、お住まいの地域は供給対象外であるケースもあります。特に、北海道・沖縄・北陸エリア、離島は供給対象外なことが多いので要注意です。
②ガスとセットで乗り換えるのを検討する
一人暮らしの場合は電気使用量が少ないため、電力会社を乗り換えても数百円しか安くならなかったなんてこともあります。
そこで電気だけでなくガスも一緒に乗り換えて、光熱費をまとめて節約するという視点も必要になってくるのです。
電気とガスをまとめるとガス代も安くなる可能性が高く、さらに電気とガスのセット割引で光熱費がお得に。さらに電気とガスの請求がまとめられるため、払いにいく手間もなくなります(請求書払いの場合)。
ガスの切り替えも電気と同様、特別な手続きは必要なくWebからの申し込みで可能です。電気の乗り換えを検討していれば、ガスの乗り換えも一緒に考えてみて良いかもしれません。
③初期費用・解約金が0円の電力会社を選ぶ
一人暮らしで利用する電力会社を乗り換えた際に最も多いのが、乗り換えていたものの電気代が高くなってしまったという事態です。よくプランを検討せずに契約してしまうとこのようなことがよく起こります。
そんなときにすぐにとりたい対処法はふたつ。
ひとつは電力会社を元に戻す方法。もうひとつはまた別の電力会社と契約し直す方法です。
いずれにしてもすぐに電力会社を乗り換える必要が出てくるため、乗り換える前から初期費用と解約金が0円の会社を選んでいることが大切になります。
新電力会社のほとんどは初期費用・解約金ともに0円ですが、J:COM電力やソフトバンクのおうちでんきなど一部新電力は解約金がかかるため、契約前に確認するのを忘れないようにしましょう。
電気代を節約するために最低限したいこと
電気の契約プランや電力会社の見直し以外にも電気代を節約するためには様々な方法があります!
例えば、電球をLED電球に変更したり、古い家電を買い換えれば電気代を削減することができます。
また、エアコンの設定温度を冷房運転で28度、暖房運転は20度に設定し、扇風機やサーキュレーターと併用することでも余計な電気代がかからないため、電気代が安くなります。
しかし、これらは日常的に行なっているはずなので、“いまさら” と思ってしまうのではないでしょうか。
これら以外の方法で電気代を削減するには、直接的な方法ではありませんが、支払い方法を変えることをおすすめします。
新電力に乗り換えると支払い方法がクレジットカードのみ、というケースがほとんどですが、支払い時に利用するクレジットカードで、さらに電気代をお得にすることが可能なのです!
電気の支払い額に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントで支払いできたり、電気料金の支払い以外にもマイルやTポイント、nanacoポイントなどのポイントに交換して、普段のお買い物や旅行で使用することができます。
それぞれの新電力によって提携しているクレジットカードが異なるので、新しくクレジットカードの見直しをした方がお得になるのか、確認してみましょう!
まとめ
1人暮らし向けの電気料金プランを提供している新電力は少なく、選び方を失敗してしまうとかえって高くなる恐れがあります。
「新電力に乗り換えると安くなるらしい!」「特典がたくさんある電力会社にしよう!」というように、聞いたり見たりした情報だけで判断するのは危険です。
手元に検針票を用意して、現在契約しているプランと毎月の使用量を確認しながら、本当に最適な新電力・料金プランはどれかを検討するようにしましょう。
また、電気だけではなくガスも一緒に乗り換えたり、クレジットカードの見直しでも、どのくらい得するかに差がつきます。せっかく乗り換えるなら、存分に得する方法を選択してくださいね。