太陽光発電の一番お得な設置方法は?住宅用太陽光発電・PPAモデル・ZEH住宅を徹底比較

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太陽光発電の導入方法には、いくつか種類があることをご存じですか?

住宅用太陽光発電という設備を購入して導入する一般的なケースだけでなく、太陽光パネルを無料で設置することのできるPPAモデルや、ZEH住宅という方法でも太陽光発電を導入することができます。

目的や手段に合わせて設置方法を柔軟に変更することができますが、せっかく設置するなら一番お得な方法で太陽光発電を導入したいですよね。

そこで今回は、一般的な住宅用太陽光発電とPPAモデル、ZEH住宅の3つの方法を比較し、どの設置方法が一番お得に太陽光発電を導入できるのかを徹底解説していきます

また、PPAモデルやZEH住宅の説明も合わせて行います。この記事を最後まで読めば、お得に太陽光発電の導入することができます。ぜひ最後までチェックしてみてください!

【結論】PPAモデルと住宅用太陽光発電での太陽光発電の導入がお得!

結論から申し上げると、

・PPAモデル
・住宅用太陽光発電

この2つが最もお得に太陽光発電を導入できる方法です!条件にもよりますが、どちらのケースでも20年間トータルで、太陽光発電を導入しなかった場合と比べて80~90万円近くも得します。

一方で、ZEH住宅は、この2つの導入方法と比べるとメリットが少ないという結果に。しかしながら、ZEH住宅ならではの利点もあるので、まずはそれぞれの導入方法に関して解説していきます。

PPAモデル、ZEH住宅とは?

PPAモデルとZEH住宅について詳しくない方に向けて、ここではどのような導入モデルなのか分かりやすく解説していきます。それぞれの導入モデルの特徴を既に知っている方は、コチラから導入別の料金シミュレーションをチェックしてみてください!

PPAモデル

PPAモデルとは、太陽光発電を無料で設置できる導入方法です

通常100万円以上する太陽光発電を無料で設置できるので、どんな方でも気軽に太陽光発電の導入をすることができます。

ただし、無料で設置できる代わりに、契約期間中は太陽光発電設備の所有権を、設備を設置したPPA事業者と呼ばれる企業側が持ちます。

つまり、ご家庭の屋根を貸してPPA事業者の太陽光発電を設置するということです

そのため、契約期間中は太陽光パネルで発電される電力を無料で使用することができません。しかし、屋根を提供している賃料として、PPA事業者から太陽光パネルで発電した電力を割安で購入することができます

契約期間が終了すると設備はご家庭に無料で譲渡されるので、その後は太陽光パネルから発電された電力を自家消費に使用したり、売電すること収入を得ることも可能です。

PPAとは?太陽光発電を0円で導入できるPPAモデルのメリットと注意点

ZEH住宅

出典:eco-fan

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネットゼロエネルギーハウス)の略称からきた言葉で、国を上げて推進している取り組みです。

具体的には、エネルギーの消費を抑えることと、太陽光発電によるエネルギーの創出がほどこされた家をZEH住宅と呼びます

太陽光発電では、発電した電力で各家庭の消費電力全てをまかなうことができない点が課題でした。しかし、このZEH住宅では、断熱や省エネ機器によって消費エネルギーを20%以上もカットすることが可能で、

発電したエネルギーが消費するエネルギーよりも多くなるため、エネルギーの消費をプラスマイナス0に抑えられます

つまり、ZEH住宅ではエネルギーの自給自足ができるということです。

ただし、省エネのために家を断熱仕様にしたり、省エネ機器の導入も必要なので、トータルで250万~300万円の費用が発生します。

高額な導入費用が大きなネックとなりますが、2020年には60万円の補助金が出るなど、補助金を利用することで導入がしやすくなります。

また、太陽光発電の寿命は30年ほどと言われていますが、ZEH住宅の省エネ効果は半永久的に続きます。長い目で見ると、エネルギーの大きな節約に繋がる上、高い資産価値もメリットとなります。

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【種類別】住宅用太陽光発電・PPAモデル・ZEH住宅それぞれでいくらお得になる?

太陽光発電には様々な導入方法があることがわかりましたね。

しかしながら一番気になるのは、「どの方法で導入するのが一番お得なのか」という点でしょう。そこでここでは、一般的な4人家族で、それぞれのケースで導入した場合の料金シミュレーションを行っていきます。

条件は、以下の通りです。

家族構成4人
電力会社東京電力(従量電灯B)
契約アンペア数50A
年間電力消費量5,400kWh
電気代(年間)162,048円
太陽光発電システム容量4.5kW
年間発電予想量5,400kWh

また、太陽光発電の導入費や売電価格に価格に関しては以下の条件とします。

・太陽光発電導入時の初期費用130万円
・売電価格21円→10年後は10円と仮定

これらの条件の元、20年間でどれほどの得があるのか、それぞの導入方法別にシミュレーションしていきます。今回はランニングコストの費用は考えないものとしますが、パワーコンディショナーの取り換え費用として、一律20万円の費用がかかることを想定しています。

また、蓄電池の導入もしないものとし、総発電量の4割を自家消費、6割を売電することとします。

それでは早速それぞれのシミュレーションを見ていきましょう!

①住宅用太陽光発電導入時(一般的)

まずは、通常の方法で太陽光発電を導入するケースです。

年間発電の量の4割(2,160kWh)を自家消費することで、年間で64,819円の節約になります。

残りの6割の電力(3,240kWh)は売電するので、
3,240kWh×21円(売電価格)=68,040円の売電収入が1年間に見込めます。

節電額の64,819円と売電収入の68,040円を合わせて、年間で13万2859円お得になるという結果に!21円売電価格は10年間続くので、10年間で132万8590円プラスになります。

この時点で最初の設備導入費の130万円をこえているので、約10年で設備費用を回収できます。そのため、これから先10年間の節約額と売電収入は全て利益になるということ!

しかし、10年目以降は21円という高い売電価格は適用されないため注意が必要です。今回は1kWhあたり、10円という売電価格を想定のもと残りの10年を計算してみると、

節約額は変わらないため64,819円。

売電収入は、3,240kWh×10円(売電価格)=32,400円(年間)となります。10年前と比べると半分以下に減少してしまいます。2つを合わせて97,219円が年間の利益となり、10年間で97万2190円の利益です。

20年間トータルで見ると、太陽光発電によって
132万8590円+97万2190円=230万780円の利益があります。

ここから設備費用130万円と、パワーコンディショナーの取り替え費用20万円をマイナスして、80万780円が20年間での純利益となります

20年間で80万円以上も得することができるので、太陽光発電を通常の方法で導入することはかなりメリットの大きいことだと言えます。

②PPAモデルで導入時

続いて、PPAモデルで太陽光発電を導入するケースを見ていきます。

PPAモデルとは無料で太陽光発電を導入する方法なので、初期費用の130万円は発生しません。その代わり、契約期間中は太陽光発電の所有権は設置した企業側にあるので、電力を割安で買い取ることになります。

今回は、契約期間を10年間とし、契約期間中は通常の電気代よりも10%割引で電気購入することができると仮定して計算していきます。

*契約終了後は、太陽光発電で発電した電力を自由に自家消費や売電することが可能です。

最初の10年間は、電気代が10%マイナスになるので、
(電気代162,048円×10%)×10年間=16万2050円の節約になります。

11年目からは、太陽光発電の設備は自分のものとなるので、4割を自家消費、6割を売電として考えていきます。ちなみに、売電価格は10年目以降なので10円と仮定します。

年間発電の量の4割(2,160kWh)は自家消費するので、年間で64,819円の節約。

残りの6割の電力(3,240kWh)は売電するので、
売電収入は、3,240kWh×10円(売電価格)=32,400円(年間)となります。

合わせて年間で97,219円の利益となり、10年間で97万2190円となります。

最初の10年間の節約額16万2050円と、残りの10年間の利益97万2190円を合わせて、20年間トータルで113万4240円得するという結果になりました!

ここから設備費用などを引いていきますが、設備費用は無料なのでマイナス0円、パワーコンディショナーの20万円分のみマイナスとなり、純利益は93万4240円となります。

純利益では通常の太陽光発電導入よりも大きいので一番お得な設置方法と言うことができます。高額な初期費用もかからず、気軽に始めることができるのも大きな魅力なので、「とりあえず太陽光発電を導入したい!」とお考えの方はPPAモデルでの設置がおすすめです。

③ZEH住宅で導入時

最後にZEH住宅での設置ケースを見ていきます。

ZEH住宅とは、省エネと太陽光発電による創エネを掛け合わせたものです。そのため、ZEH住宅にするだけで日々の電気代を節約することが可能。

今回はZEH住宅にすることで、20%の省エネができると仮定します。

また、ZEH住宅は太陽光発電の導入だけではなく、住宅の省エネ化によってさらに費用が発生します。そのためZEH住宅の相場はかなり割高になりますが、今回は相場である250万円を設備費用とします。

年間の消費電力が5,400kWhで、そのうち20%が節約できるので年間の消費電力は4,320kWhとなります。

このうち4割の電力(1,728kWh)を自家消費するので、年間で購入する電力使用量は2592kWhとなり、電気代は92,290円となります。

本来ですと、電気代で162,048円かかっていたので年間69,758円の節約です。

また、今回設置する太陽光発電は年間5,400kWh発電することが可能です。ここから自家消費分の1,728kWhを引いた3,672kWhは売電側にまわります。そのため、

3,672kWh×21円(売電価格)=77,112円の売電収入が発生します。

節約額と売電収入を合わせて、年間で14万6870円の得となります。売電価格21円は10年間なので、14万6870円×10年間=146万8700円が10年間で利益となります。

11年目からは売電価格が10円に下落するので計算しなおすと、

3,672kWh×10円(売電価格)=36,720円が年間の売電収入です。自家消費による節約額は69,758円と変わらないので、2つを足して10万6478円が11年目以降の年間お得額です。

これが10年間続くので、
10万6478円×10年間=106万4780円の利益となります。

最初の10年とその後の10年のお得額を合わせて、20年トータルでは
146万8700円+106万4780円=253万3480円の利益となります

しかし、忘れてはいけないのが設備費用です。今回はZEH住宅の設備費用で250万円を想定しています。さらにパワーコンディショナーの20万円分も引かれるため、20年間でみるとマイナスとなってしまいます。

ただし、ZEH住宅を建設するにあたり、国から補助金を受け取ることができます。2020年現在では60万円の補助金を受け取ることができので、補助金を受け取ると43万3480円の純利益となります。

他の2つと比べると純利益は少し低くなってしまいましたが、ZEH住宅でも十分に利益がでます。また、ZEH住宅とは家そのものが省エネの効果があるので、太陽光発電の使用が終わったあとでも永続的に電気代を節約することが可能です。

長期的な目で見た場合は、一番ZEH住宅がお得と言えるでしょう。そのため、新築で家を建てようと検討中であればZEH住宅での導入がおすすめです。

お得に太陽光発電を導入したいなら、PPAモデルと住宅用太陽光発電での導入がおすすめ

最後にそれぞれの導入方法で、20年間でどれほどお得になるのか表でまとめていきます。

PPAモデル住宅用太陽光発電
(一般的)
ZEH住宅
+93万4240円+80万780円+43万3480円

今回の条件の元での結果としては、PPAモデルでの導入が一番お得という結果になりました。また、通常の導入方法もPPAモデルについでお得と言えます。

ZEHに関しては、20~30年とみれば利益は大きいものの、かなり長期的に考えなければ利益が出にくいです。そのため、「とりあえず太陽光発電をお得に導入したい!」とお考えなら、PPAモデルと通常の太陽光発電の導入をおすすめします。

PPAモデルでは設置費用は無料ですし、通常の設置方法でも約10年で設備費用は回収できるので、導入のハードルが低いです。

この機会に、太陽光発電の設置をお考えの方は、PPAモデルと通常の導入方法で設置を検討してみてはいかがでしょうか。通常の太陽光発電に関しましては、無料で業者の比較をしてくれるサイトもあります。それらのサイトもうまく活用し、太陽光発電の導入をしてみてください。

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