2016年4月から低圧向けの電力も自由化されたことで、一般の方も電力会社の乗り換えが手軽に行えるようになりました。また、電力自由化を知った方の中には、新電力へ乗り換えを検討しているケースもあるでしょう。
新電力は、既存の大手電力会社のことではなく、電力自由化によって小売部門が自由になったことで新たに小売電気事業差として参入した企業を指しています。
しかし、電力自由化といっても、多くの方は乗り換え手続きの方法や流れ、乗り換え費用は掛かるのかなど、様々な点で認知されていないことが多いです。
そこで今回は、新電力へ乗り換えを検討している方や興味のある方へ向けて、乗り換え手順と手続きのポイント、どのような費用と書類が必要になるのか解説していきかす。
新電力の乗り換えについて不安に感じている方は、今回の記事を参考にしながら乗り換え手続きや契約書類の準備を始めてみてはいかがでしょうか。
新電力会社へ切り替えるために必要な書類と流れについて
新電力会社は、通信会社やガス会社、旅行代理店など異業種から参入していることが多く、電気以外の特典やサービスも加わった商品が魅力的です。また、それだけでなく、既存の電力会社が設定している単価よりも、5%から15%程安くなることも。
しかし新電力という制度自体、なじみがないため抵抗感を持つ方もいますが、乗り換え手続きは比較的手間が少なく分かりやすいです。
ですから、この機会に新電力会社の乗り換え手続きの手順と、必要書類について覚えてみてはいかがでしょうか。
新電力会社へ切り替えるためには検針票を用意しておく
既存の電力会社から新電力会社へ乗り換えるためには、準備から始めましょう。必要な準備と聞くと、様々な契約書類や必要書類を用意しなくてはいけないと、考える方もいますが乗り換えの場合は異なります。
新電力会社へ乗り換えるために必要な書類は、基本的に検針票があれば充分です。検針票とは、契約している電力会社から毎月郵送で送られる電気使用量の書類です。
なぜ、検針票が必要かといいますと、検針票自体を提出するのではなく、こちらに記載されている名義人や契約番号、供給地点情報を乗り換えの際に記述するからです。
また、ガス会社や通信会社など新電力会社には、様々な業種から参入しています。そのため、各業種の独自サービスを受けたい場合は、ガスや通信など別途契約情報が記載されている書類も用意しておきましょう。
新電力会社へ切り替えるための手順
既存の電力会社から新電力会社へ、切り替えるための手順をご紹介していきます。元々、電力会社の乗り換え及び切り替え手続きについては、今までなかったことですから不安に感じる部分も多いでしょう。
しかし、実際は比較的手間が掛からない、利用者が乗り換えやすいよう簡略化されています。
1.乗り換え先である新電力会社に連絡、サイトへアクセスする
検針票など必要書類の準備が完了しましたら、乗り換え先となる新電力会社に以下の方法で問い合わせを行います。
- 電話にて問い合わせする
- 公式サイトにアクセスする
また、反対に電話連絡が面倒と感じる場合は、電力会社の公式サイトにアクセスして、ネット申し込みを行います。
2.必要情報を入力、問い合わせの場合は伝える
新電力会社に電話で問い合わせをした場合は、担当者が受付を行います。そして担当者が、乗り換え手続きに必要な情報を伝える趣旨を話しますから、検針票に記載されている契約番号などを伝えます。
ネット申し込みの場合は、サイト内にある乗り換え手続きに関する入力画面で、契約番号や名義人など必要情報を入力します。
- 名義人
- 住所、電話番号
- 供給地点情報
- 口座番号
- 契約番号
3.メールなどで切り替え日などの情報が通知される
必要情報の入力・連絡が完了しましたら、乗り換え手続きの大部分は完了です。後は、後日郵送やメールで送られる、切り替え日など契約情報に関する通知が来るのを待ちます。
もし、1週間以上経過しても、通知が来なかった場合は入力情報や新電力会社の手続き不備の可能性があるため、確認の連絡を入れておくのがおすすめです。
4.スマートメーターが未交換の場合は交換工事を行う
乗り換え手続きとは直接関係ありませんが、もしスマートメーターが設置されていない場合は、先にスマートメーターへ交換する工事が行われます。
工事というと、費用が掛かると思いがちですが、こちらは電力会社が全て負担しますから契約者側は費用負担しません。また、工事に関して停電するといったこともありませんから、大きな問題はないでしょう。
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乗り換えに掛かる費用は事務手数料のみ掛かる場合がある
新電力会社へ乗り換える際に気になる点といえば、乗り換え費用が掛かるのかどうかです。
- 事務手数料
- 解約金(乗り換え前の電力会社)
事務手数料については、通常3000円前後で済むことが多く、新電力会社の中には無料としているケースもあります。
解約金は、電力会社によっては請求される場合もありますが、会社ごとに設定料金が異なるため事前に確認しておきましょう。
スマートメーターの交換工事に関しては、費用は負担0ですから関係ありません。
新電力へ切り替え手続きを行う際のポイント
新電力会社へ乗り換える手続きの手順は、最短で2ステップで完了する程手間の掛からない契約です。ですから、手順以外は確認しないことも多いです。
しかし、いくつかのポイントは押さえておくと、思わぬトラブルを避けることができます。それでは新電力に乗り換える際に覚えておきたい、ポイントをご紹介します。
賃貸住宅に住んでいる場合は乗り換えできない場合がある
電力自由化によって、誰もが手軽に電力会社の乗り換えができるようになりました。しかし、賃貸マンションやアパートに住んでいる方は、1点注意することがあります。
それは、大家さんが一括受電契約を行っていると、入居者が自由に電力会社の乗り換えやプラン変更できない点です。
高圧一括受電契約とは、文字通りマンションやアパートなど1棟全体で契約を行うパターンで、割引などのメリットがあるため利用されることが多いです。
新電力の乗り換えで初期費用を数万円徴収する場合には注意
新電力会社へ乗り換える方の中には、2019年に初めて行うケースもあるでしょう。従って、乗り換えに伴う費用が掛かると、勘違いしている可能性もあります。
そのような時に、初期費用が数万円掛かると伝えてきた場合、素直に対応してしまうリスクが考えられます。
新電力会社への乗り換えるだけで、費用が数万円や数10万円も掛かりませんから詐欺には注意しましょう。
スマートメーターの設置は1回目だけで済む
新電力会社への乗り換える際に、スマートメーターが未交換の場合は必ず交換工事が伴います。しかし、スマートメーターについて、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
スマートメーターとは、検針員が月に1回確認しなくとも30分に1回遠隔計測できる、デジタル式計測器です。
1度交換が完了すれば、電力会社の乗り換えを何度行っても交換工事はありませんから、特に大きな問題はありません。
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新電力会社の乗り換え手続きは最短で2ステップで完了できる
現在、光熱費をもっと節約したいと考えている方や、電気料金プランを安くしたいと考えている場合は、新電力会社へ切り替えることを検討してみてはいかがでしょうか。
新電力会社へ乗り換える手順は、検針票の準備と問い合わせもしくは公式サイトに必要情報を入力するだけで完了します。
スマートメーターの交換工事がされていない場合は、交換工事が行われますが無料ですし停電時間もありません。
ですから、乗り換え手続き自体は、手間が掛からず簡単に完了します。大切なポイントは、手続きの流れを覚えた後でして、電気料金を安くできるプランを見つけられるかどうかです。
この部分については様々な電力会社を一括で比較できる、新電力会社の一括見積もり会社を利用すると良いでしょう。
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