太陽光発電が付いてる中古物件のメリット・デメリット!購入は得か損か

住宅購入を考えている方の中には、太陽光発電の導入も同時に検討しているケースもあるのではないでしょうか。太陽光発電投資は、売電収入が見込めますし家計負担を軽減させることもできます。

また、太陽光発電投資には様々な設置パターンがあり、太陽光発電付き中古住宅を購入して、運用を始める方法もあります。しかし、太陽光発電投資が初めてですと、太陽光発電付き中古住宅を購入するメリットやデメリットについて、よく分からないこと多く悩みます。

そこで今回は、太陽光発電の導入を検討していて、尚且つ太陽光発電付き中古住宅に興味がある方に向けて、メリットとデメリットをご紹介します。また、太陽光発電付き中古住宅の購入に関する基礎知識についても解説していきます。

太陽光発電投資は新規設置だけでなく、既に運用されていた設備を引き継いで稼働させる方法もあります。ですから、この機会に太陽光発電付き中古住宅のパターンについても、知っておくことが大切です。

太陽光発電投資で中古物件を購入するメリットとは


太陽光発電付き中古物件を購入して、稼働を始めるメリットはあります。一般的なイメージですと、中古物件に太陽光発電が付いていても、既に稼働されていた設備なため古く感じるでしょう。

確かに太陽光発電投資を、新規で始めるケースとは違い数年前の設備を稼働させます。ですから、古いというイメージは間違いではありません。しかし、古いといっても半年や数年といったタイプがほとんどですし、売電価格やコスト面で優れた点があります。

費用を抑えて太陽光発電投資を始めたい方には、得する点もあるので注目です。

設置導入費用等を抑えられる

太陽光発電付き中古物件を購入するメリットは、太陽光発電投資のネックでもある初期費用を抑えられる点です。太陽光発電投資の敷居が高いと感じられる要素の1つは、太陽光発電設備の新規設置に掛かる費用が手軽な金額ではないからといえます。

また、中古物件といえども、住宅購入と同時期に太陽光発電設備を設置するとなった場合は、住宅購入費用の負担もあり工面が難しいです。

その点、太陽光発電投資を太陽光発電付き中古物件で始める場合は、既に設備が設置されているため、設置・購入費用を抑えることができます。

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固定買取価格が高い状態で売電を始められる

太陽光発電付き中古物件を購入するメリットは、売電収入を高い水準に保てる可能性がある点です。太陽光発電投資について調べている方で、導入を悩む原因として固定買取価格が下落傾向となっていることも含まれています。

太陽光発電投資が普及していることや、太陽光発電設備の生産コスト低下から固定買取価格も同様に下落しています。ですから、後発組になるほど、太陽光発電投資で売電収入を得るメリットが減少しつつあります。

しかし、太陽光発電付き中古物件の場合は、購入年の価格ではなく新規設置時の売電価格で設定されます。従って、新規設置と比較して売電価格が高い状態で、設備の運用を始めることができます。

太陽光発電投資の稼働までスピーディに始められる

太陽光発電投資を新規設置で行う場合、物件も新築ですと住宅の建築から設備の設置まで長期間待たなければいけません。

太陽光発電付き中古物件では、住宅は既に建築されていますし太陽光発電設備も完成されているため、購入から早い段階で運用を始めることができます。

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太陽光発電投資で中古物件を購入するデメリットとは


太陽光発電付き中古物件を購入する場合は、デメリットについても把握しておくことが大切です。メリットだけであれば、導入しやすいですが中古物件特有の課題があるため、それらの解決策についても考えておく必要があります。

太陽光発電投資の中古物件では、手続きと制度、設備といった主な3点からデメリットがありますから、この機会に覚えておくといいでしょう。

太陽光発電の設備劣化リスクがある

太陽光発電付き中古物件のデメリットは、太陽光発電設備の経年劣化といったリスクがあることです。新規設置及び新品の太陽光発電設備でしたら、不良品以外の故障リスクは考えにくいです。

しかし、既に稼働していた太陽光発電設備ですと、雨や風、経年劣化といった原因で設備に故障等が発生している可能性があります。そのため、太陽光発電投資を始めたら、まず設備の点検と修理が必要になります。

初期費用を抑えられる反面、修理費用が掛かる点はデメリットといえます。

また、前オーナーが点検を行っている場合は、点検報告書で確認することも難しいため、設備全体の点検を行うコスト面での負担もネックです。

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太陽光発電の名義変更手続きに手間が掛かる

太陽光発電投資において、中古設備を購入した場合は中古物件の契約手続きだけでなく、名義変更手続きを行わなくてはいけません。しかし、名義変更手続きは、前オーナーの証明書や住民票の写しを用意したり、申請書類が多数あったりなど手間が掛かります。

ですから、漏れがないよう慎重に進める時間的コストがあり、太陽光発電付き中古物件特有のデメリットといえます。

太陽光発電の固定買取期間が短い

売電収入を軸にした運用を始めたい方にとって、固定買取期間の短さはデメリットといえます。中古物件の場合ですと、前オーナーが売却するまでの期間を固定買取期間となっているため、新たに購入した方は10年間よりも短い期間で設定されます。

ただし、この点ついては売電価格が高い水準で設定されている場合が多く、一概にデメリットといえない側面もあります。また、売電収入を多く確保できれば、固定買取期間の短さをカバーできます。

太陽光発電投資には中古物件を購入する方法がある


太陽光発電投資と聞いて、多くの方は野立て太陽光発電や新規で住宅の屋根に設置するケースをイメージします。しかし、実際は野立て太陽光発電や住宅に取り付けるタイプにも、中古物件は存在します。

ですから、太陽光発電投資を始めた方が売却した物件を、購入して引き続き稼働を続ける方法もあります。一見すると難しい購入方法にも感じますが、購入の仕組みや流れについて解説しますので、誰でも購入の機会があることを理解しましょう。

中古物件には太陽光発電設備が付いているケースもある

中古住宅の物件には、前の入居者が太陽光発電投資を始めるために、設備を取り付けたままになっているケースがあります。そのような中古物件を購入した場合は、太陽光発電投資を始めるかどうかは、購入者が決められます。

ですから、これから太陽光発電投資を始めたいと考えている場合は、太陽光発電付き中古物件を利用して、運用を始めることも可能です。

太陽光発電付き中古物件を購入する方法は、不動産会社のサイトなどで行うことができますから、通常の物件を購入する際と大きな違いはありません。例えば、物件情報を検索する際に、太陽光発電付きにチェックを入れて調べると、該当する中古物件を見つけることができます。

ただ、詳細については不動産会社に相談し、担当者からの説明や現地の視察を行なわないと明確な情報は把握できません。従って、太陽光発電付き中古物件を購入する前に、綿密な下調べと設備の状態チェックをしましょう。

太陽光発電投資に中古物件を購入する際の設備関連に関する手続き

中古物件の購入が決まり、契約や登記手続きが完了したからといって、太陽光発電投資も始められる訳ではありません。太陽光発電付き中古物件の場合は、物件の購入手続きとは別に太陽光発電の名義変更手続きなどが必要となります。

太陽光発電投資の名義変更手続きは、簡単な書類作成などではありませんから、始める前に名義変更手続きの概要について把握しておくことが大切です。

そこで、ここでは名義変更手続きの概要とポイントを紹介します。

1.中古物件で太陽光発電投資を始める際に必要な書類

太陽光発電付き中古物件で太陽光発電投資を始める場合は、前のオーナーから今のオーナーである自分に名義変更を行う必要があります。

名義変更手続きを行わないと、経済産業省から売電の規制が入りますので必ず手続きを行いましょう。

必要な書類
  • 譲渡契約書
  • 譲渡証明書
  • 前オーナーの印鑑証明書
  • 前オーナーの戸籍謄本、住民票の写し、住民票記載事項証明書などのいずれか1つ
  • 中古物件を購入した人の印鑑証明書
  • 中古物件を購入した人の、戸籍謄本、住民票の写し、住民票記載事項証明書などのいずれか1つ

他にも、初めて変更申請を行う物件の場合は、電力会社が発行する書類を準備する必要があります。こちらの書類に関しては、太陽光発電設備稼働から一か月以内に電力会社から発行されます。

もし、発行されていない場合は、電力会社へ問い合わせる必要があります。

2.太陽光発電の名義変更申請は電子申請もできる

名義変更手続きは、電子申請による方法も確立されています。ですから、書類の整理や準備を行い郵送による申請の他に、電子申請が可能となっています。電子申請となると難しいイメージや、経験が少ないことから敬遠しがちですが、難しい内容ではありませんので身構えずに取り組みましょう。

電子申請の場合は、まずIDの作成と取得が必要
  • STEP.1
    電子申請システムに新規登録して登録者IDを取得
  • STEP.2
    電子申請システム内で登録者IDと設置者IDを連携
  • STEP.3
    システム内で該当の中古物件に関する変更手続きを行う

ID取得に関しての作業が完了すれば、あとはシステム内でチェックを入れる場合提出書類の添付のみですから、比較的スムーズに行うことができます。

太陽光発電が付いている中古住宅はメリットも多く購入はお得


太陽光発電付き中古物件を購入する場合は、今回紹介したようなメリットとデメリットについて把握した上で考えましょう。

購入に向いている方は、初期費用を抑えて導入したい場合や新規設置の手間を省きたい時などが当てはまります。また、点検費用や劣化による修繕はデメリットですが、初期費用と比較しますと大きなコストではないためメリットの方が大きいです。

名義変更手続きに関しては、手間が掛かりますが1つ1つの作業は難しい内容ではありませんから、落ち着いて進めることが大切です。

これから太陽光発電投資と住宅購入も考えている際は、太陽光発電付き中古物件を検討してみてはいかがでしょうか。