鹿児島は太陽光発電を設置する場所に適しているのかを徹底検証

鹿児島県に住んでいる方で、太陽光発電投資に興味を持っていて投資物件を探しているケースもあるのではないでしょうか。また、鹿児島県以外に住んでいても、太陽光発電投資を全国規模で検索していることもあります。

しかし、初めて太陽光発電投資を行う場合や、鹿児島県に住んでいない状態で投資物件を購入する場合は、発電に適した環境かどうかよく分からないです。特に、初めて太陽光発電投資を行う場合は、何に注目して投資物件や土地を探すのが良いか想定しにくいでしょう。

そこで今回は、太陽光発電投資が初めての方と鹿児島県以外に住んでいて、鹿児島県の投資物件を購入しようと考えている方に向けて解説していきます。

太陽光発電投資が鹿児島県に適しているか、火山や台風といった気候条件を中心に解説しつつ、対策方法についてもいくつかご紹介します。

この機会に太陽光発電投資に適した条件を覚えてみてはいかがでしょうか。

鹿児島県は太陽光発電投資できるが火山灰や台風の影響がネック

鹿児島県も太陽光発電投資は可能となっています。太陽光発電投資の投資物件を専門に取り扱っている業者HPでは、鹿児島県の物件も載せています。ですから、運用は始められます。

しかし太陽光発電投資が、鹿児島県の気候や自然環境に適しているかどうか考えますと、難しい部分もあります。それは台風と火山です。台風は関西以南の地域では、発達した勢力で接近するため鹿児島県特有ではないでしょう。

火山の場合は桜島の噴火などがあり、どちらかといいますと鹿児島県特有の土地柄です。太陽光発電にとって火山灰などが、どのような影響を与えるかご紹介します。

鹿児島県には桜島があり火山灰によって発電量が0になるケースがある

鹿児島県には、桜島がありまして2019年時点でも噴火及び、市街地などに降灰するケースがあります。そして火山灰は、太陽光発電投資にとっても影響を及ぼす事象ですので、気を付けなければいけません。

何が悪影響かといいますと、太陽光パネルに火山灰が降り積もった場合、太陽光を吸収しにくくなり、発電効率が下がります。

また、発電効率が下がるだけなら影響は限定的ですが、降灰量が多い時や風などの条件によっては、発電量0になる可能性もあります。

降り積もった火山灰を流さずにいたとして、晴れの日に発電量0となりますと売電収入にとって大きな損失といえます。

発達した台風が接近することによって風災の影響を受けるリスクがある

鹿児島県は台風が接近しやすい環境でもあります。また、近年では発達した勢力のまま、接近・上陸するケースもあり、太陽光発電投資への影響も懸念されます。

台風による太陽光発電システムへの影響は、主に以下の事象が考えられます。
・暴風によって太陽光パネルが飛ばされる
・暴風によって飛ばされてきた物が太陽光パネルに直撃する
・大雨によって野立て太陽光発電設備等が冠水の影響を受ける
・土砂災害による太陽光発電設備の流出

太陽光発電は、台風によって様々な影響を受けることが分かります。

そして鹿児島県を含む、台風の上陸ルートに入りやすい地域は、このようなリスクを想定した上で、太陽光発電投資を始める必要があります。

噴石が飛んでくることによる破損の可能性も考慮する必要がある

太陽光発電投資では、噴石による破損リスクについても考えておく必要があります。鹿児島県の桜島は、噴火活動が続いているため、場合によっては飛んできた噴石が設備に当たる可能性があります。

従って、鹿児島県で太陽光発電投資を行う際は、桜島の噴火と噴石に関して予め被害が発生する前提で、対策を考えましょう

噴石被害を防ぐことは難しいので、被害を受けた後に修理や交換費用を保険で賄えるよう、保険加入をしておくことが大切です。

太陽光発電システムのメーカー保証は、補修・交換を無償で10~15年程行ってもらえますが、自然災害補償は含まれていないことが多いです。

従って保険会社が販売している、太陽光発電向けの保険や火災保険などに加入しておくといいでしょう。これらは、自然災害による破損と認定を受ければ、保険金を受け取ることができます。

保証についてもっと知りたいという方は次の記事が参考になるはずです
太陽光発電各メーカー保証比較と気をつけたいの3つの保証ポイント

7月~12月頃は全国平均よりも日照時間が上回る傾向

鹿児島県の日照時間は、7月~12月頃で全国平均を上回る傾向があります。逆に1月~6月頃は全国平均を下回りやすいため、夏ごろから冬場に効率よく発電できるよう点検を行っておくことがおすすめです。

鹿児島県で太陽光発電投資を効率よく稼働させるためには

鹿児島県で太陽光発電投資を効率よく運用させるには、火山灰対策を優先するのがおすすめです。他の都道府県と比較し、火山灰による影響を受けるのは鹿児島県の特徴でもあり、発電効率に直接影響します。

しかし、火山灰が降り積もる度に、何度も洗浄・掃除を行うの大変です。なるべく負担を抑えながら、太陽光パネルと設備の掃除を行う方法をご紹介します。

事業として太陽光発電投資を始めている場合は担当者を付けておく

太陽光発電投資といっても、個人で運用しているのか・法人で運用しているのかによっても、対策が異なります。

もし、太陽光発電投資を事業として行っている場合、そして資金に余裕があり従業員を雇っているのであれば、担当者を付けておく方法を考えることができます。

担当者を付けることができれば、1人で対処する必要がなくなり負担軽減に繋がります。また火山灰が積もった場合、担当者が対応してくれるので、スピーディに灰を掃除することができます。

個人で産業用太陽光発電投資を行う場合は散水装置などで火山灰の掃除

太陽光発電投資を個人で運用する場合は、担当者を付けるといった方法はとれません。また、事業として始めるためには、更に資金が必要となるため赤字リスクが考えられます。しかし、個人が手作業で何10枚もある太陽光パネルと、周辺設備の掃除を行うことは非常に大変です。

また、時間が掛かりますし、怪我を負う危険もあります。ですから、1つの解決策として散水装置による、自動洗浄システムを設置するのもおすすめです。

太陽光パネルの周辺に散水装置を設置しておいて、大部分を洗浄します。それでも残った火山灰は、手作業で丁寧に洗浄するといった方法もあります。

業者に頼んで太陽光発電設備の定期的な洗浄作業を行う

太陽光発電投資の場合は、野立て太陽光発電が基本となります。また、自宅から遠い地域に土地付き太陽光発電投資物件を購入しますと、火山灰が積もる度に向かうこと自体厳しいです。

そのような事情がある時は、火山灰を除去・洗浄してくれる専門業者に頼むのが適切です。業者に頼むメリットは、自身が行う手間や怪我のリスクがありませんし、負担を軽減できます。

また、家庭用の洗浄器具とは違いますし、プロの知識と経験によって綺麗に洗浄してもらうことができます。太陽光パネルに付着した火山灰や汚れを除去できれば、本来の発電効率に戻すことが可能ですから、費用対効果が大きいのではないでしょうか。

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住宅用太陽光発電の場合は無理に屋根に上がらずできる範囲で掃除する

太陽光発電投資として、住宅用太陽光発電を選んだ場合は、自宅の屋根に太陽光パネルを設置します。しかし、屋根の場合は火山灰の除去が難しく、ムリに屋根に上がると転落事故の危険性が伴います。

絶対に無理せず、できる範囲で洗浄して雨によって流されるのを待つ方がよいです。

鹿児島県が太陽光発電投資に適しているかは状況による

鹿児島県は太陽光発電投資に適しているかは、難しい判断になります。桜島の火山灰の影響を受けやすい地域で、太陽光発電投資物件が設置されていたり設置予定であったりすると、適していない可能性もあります。

火山灰は、雪とは違いは積もった後に溶けることはありません。

積雪は大丈夫?と思った方は次の記事が参考になるはずです
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ですから、水で洗い流すか、雨によって自然に流れるのを待つしかありません。ですから、散水装置の設置や担当者を付けて、定期的な洗浄を任せるなど対策が必要となります。

しかし、対策を施すためには費用負担も考えなくてはいけません。散水装置を自作するにしても、材料費などが掛かります。

担当者を付けるとなると人材コストも掛かり、売電収入を伸ばすことが難しくなってしまいます。

これから鹿児島県で太陽光発電投資を始める場合は、特に火山灰対策に力を入れる必要がる土地か確認しましょう。もし必要であれば、年間の維持コストがどの程度掛かり、火山灰によって発電効率がどれだけ下がるかシミュレーションしましょう。